【訃報】『スター・ウォーズ』アンガス・マッキネス氏、77歳で逝去
1977年公開の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』、2016年の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演した俳優アンガス・マッキネス氏が12月23日、家族に見守られながら安らかに逝去した。
死因は明らかにされていない。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
ルーク・スカイウォーカーの銀河を巡る冒険がはじまる「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」デジタルで登場。
銀河帝国樹立から19年。砂漠の惑星タトゥイーンでルークは、長年隠れ住んでいたオビ=ワン・ケノービと出会い反乱軍の戦いに加わることを決意する。
ダース・ベイダー率いる邪悪な帝国軍に捕らわれたレイア姫を救出するため、オビ=ワンは若きルークをジェダイへ導いていく。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がTHE HOLLYWOOD REPORTER JAPANに還元されることがあります
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前を描く、もうひとつの物語が誕生。
銀河を脅かす、帝国軍の究極兵器デス・スター。その設計図を奪うため、名もなき戦士による反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女戦士ジンは、個性的な仲間とともに不可能なミッションに立ち向かう。
『エピソード4』の冒頭でレイア姫がR2-D2に託したデス・スターの設計図は、いかにして入手されたのか?そこには、わずかな希望をつなぐために命を懸けた反乱軍戦士たちの、誇り高き感動のドラマが隠されていた…。
1947年10月27日にカナダ・オンタリオ州で生まれたマッキネス氏は、1975年の映画『ローラーボール』でスクリーンデビュー。
その後、ジョージ・ルーカス監督の1977年の作品『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』にてゴールド・リーダー(ジョン・“ダッチ”・ヴァンダー)役で出演し、その役を2016年の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で再び演じた。
家族の声明によると、「スター・ウォーズのファンは彼の心の中で特別な存在でした。彼はイベントでファンに会うこと、物語を聞くこと、そしてサーガへの情熱を共有することを愛していました」と語られている。また、マッキネス氏の演技は多くの人々に影響を与え、「彼は俳優以上の存在であり、親切で思慮深く、寛大な魂を持つ人物だった」と追悼されている。
マッキネス氏は、『スペース1999』(1977年)、『アトランティック・シティ』(1980年)、『アウトランド』(1981年)、『ウィットネス』(1985年)、『ヘルバウンド/ヘルレイザーII』(1988年)、『ジャッジ・ドレッド』(1995年)、『アイズ ワイド シャット』(1999年)、『ヘルボーイ』(2004年)、『ブラック・ダリア』(2006年)、『バイキング~海の覇者たち~』(2013年)、『キャプテン・フィリップス』(2013年)など、多岐にわたる作品に出演し、長きにわたる演技キャリアを築いた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- スター・ウォーズの壮大な歴史を一望できるビジュアル年表『スター・ウォーズ タイムライン』重版!
- ジョージ・ルーカス、ディズニー以降の『スター・ウォーズ』映画で原作のアイデアは「失われたようなもの」と語る
- 『スター・ウォーズ』カイロ・レン役のアダム・ドライバー、未だに忘れられないシーンを告白
- 東京コミコン2024開催記念!アメコミ特集
- 『スター・ウォーズ』キャリー・フィッシャーさん没後8年、娘が追悼