『スター・ウォーズ』俳優ジェイク・ロイド、統合失調症の診断について語る
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で幼いアナキン・スカイウォーカーを演じたジェイク・ロイドが、統合失調症の診断を受け入れた思いを明かした。
<サーガ>の第1章「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」デジタルで登場。
ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンとその弟子オビ=ワン・ケノービの二人は、平和な惑星ナブーの危機から女王パドメ・アミダラを救出する。その後惑星タトゥイーンへ立ち寄った二人は、9歳の少年アナキン・スカイウォーカーと出会い、その少年に特別な力<フォース>を感じとるのだが、その頃、謎の敵ダース・モールがジェダイ抹殺の為に動いていた…。
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彼は2023年3月に精神的な危機に陥り、18か月間のリハビリ施設での治療を経て、現在は外出が許可される新しい施設で生活している。
母親のリサ・ロイドによると、ジェイクは高校生の頃から「現実」についての混乱を抱え始めたが、その背景には病識欠如(アノソグノシア)があった。長年にわたり、ロイドは自身の統合失調症の診断を認めることに苦しんでいたが、この状態を克服したことで、彼は薬の重要性を理解し、治療を受け入れることができるようになった。
現在35歳のジェイク・ロイドは、治療を通じて「どん底」から抜け出し、「20年の長い時間が終わったことを考えれば、結構いい感じです。これからも治療やセラピー、薬を続けることを受け入れられるようになりました。みんながとても支えてくれています」と語り、より良い人生を歩むために診断や薬を正直に受け入れることが必要だったと振り返った。また、薬の効果については「感情が不安定になる時間がなくなる。本当にクッションのようだ」と表現した。
彼の母親は、統合失調症は父方の家系による影響であり、『スター・ウォーズ』での批判が原因ではないと説明した。それどころか、ロイドはファンとの交流を「癒し」と感じており、作品自体の大ファンであることも明かした。
ロイドは8歳でアナキン役に抜擢されたが、『ファントム・メナス』の評価は賛否が分かれた。それでも、治療と支援を受け入れた彼は、「これからも治療を続け、前に進んでいく」と前向きな姿勢を示している。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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