【訃報】『ダイ・アナザー・デイ』出演俳優、80歳でこの世を去る
メキシコ人俳優エミリオ・エチェバリア氏が土曜日(現地時間)に80歳で逝去したとメキシコ映画芸術科学アカデミーが発表した。彼は映画『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002年)で、ハバナの葉巻工場のマネージャーも務める謎めいた英国諜報員ラウル役を演じた。
ジョン・リー・ハンコックの映画『アラモ』(2004年)ではメキシコ大統領アントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナ役で出演。
『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品『アモーレス・ペロス』ではエル・チーボ(ヤギ)として知られる殺し屋を演じた。
記念すべき007シリーズ第20作。
朝鮮半島、香港、キューバ、イギリス、アイスランド。
緊迫の世界を舞台に、シリーズ史上最高のノンストップ・アクションが炸裂する!北朝鮮に潜入することに成功したボンド。
しかし、敵に捕らわれたボンドは14ヶ月に及ぶ拷問の末、反逆者の汚名を着せられたまま解放される。
事件の核心を探ろうと、ボンドは単身キューバへと向かい、事件の裏は世界壊滅の陰謀があることを突き止める。
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メキシコ版アカデミー賞と呼ばれるアリエル賞に3度ノミネートされた彼は、2000年代のメキシコ映画名作2本にも出演している。アルフォンソ・キュアロンが監督、共同脚本を務めた青春ロードフィルム 『天国の口、終りの楽園。』 (2001年)、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』 (2006年)はオスカー作品賞にノミネートされた。
1944 年 7 月 3 日にメキシコシティに生まれたエチェバリアは、メキシコ国立自治大学で会計学を学び、テレビサ社の数字担当として働いた後、30代前半に劇場で俳優としてのキャリアをスタート。
「31歳のある日、突然、女友達から芝居に出てみないかと電話で誘われました。仕事は昼で、芝居は夜だと言うので深く考えずに誘いに乗りました。そうすると、最初のリハーサルを行った時に、これは私にできる最も楽しい使命・仕事であると確信しました。」と2008年のインタビューで語った。
また、2015年から2016年にかけてプライムビデオシリーズ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』でガエル・ガルシア・ベルナルのロドリゴの指導者である巨匠イグナシオ・リベラ役で出演。
遺族には娘で女優のルルド・エチェバリアさんもいる。
Xでは、 『アモーレス・ペロス』の脚本家ギレルモ・アリアガが、エチェバリアは「素晴らしい俳優であり、さらに素晴らしい人間です。親愛なる友人。私はいくつかの作品で彼と協力する機会に恵まれました。偉大な男よ。」とツイート。
La AMACC lamenta el sensible fallecimiento del actor Emilio Echevarría, quien forjó una enorme carrera en cine y teatro. Obtuvo tres nominaciones al Ariel por su participación como actor de cuadro en pic.twitter.com/6gJv9yRrhe
— AMACC (@AcademiaCineMx) January 5, 2025
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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