子犬のアメフト大会「パピーボウル」で新『スーパーマン』の特別映像公開!
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー、「パピーボウル」で『スーパーマン』のマーケティングを展開
ジェームズ・ガン監督と愛犬のオズが、『スーパーマン』最新作の特別映像を2月開催の「パピーボウル」で初披露する。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)は、同社が毎年主催する子犬たちのスーパーボウル「パピーボウル」で、今年大注目のDCコミックス作品、新『スーパーマン』のプロモーションを行うと発表。
今年で21回目を迎える「パピーボウル」において、ジェームズ・ガン監督が登場し、愛犬オズ(映画に登場するスーパードッグ「クリプト」のモデルとなった犬)と共に映画の特別映像を紹介する。また、監督からのスペシャルメッセージも伝えられる予定である。
さらに、「パピーボウル」に参加する子犬の中から1匹へ「クリプト・スーパープレイ賞」を授与するというイベントも予定されている。
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーをはじめとする大手エンターテインメント企業は、優先プロジェクトのマーケティングのため、あらゆる手段を駆使している。
NBCユニバーサルは「シンフォニー」と呼ばれる戦略を使用し、昨年の『ウィキッド ふたりの魔女』で大成功を収めた。
一見、子犬たちがアメフトをして遊ぶイベントと、スーパーヒーロー映画の結びつきは薄いように思えるが、映画におけるクリプトの重要な役割を考えると、このプロモーションには一定の理があると言える。
WBDによれば、昨年の「パピーボウル」は生中継で1,260万人の視聴者を獲得したという。
「パピーボウル」とは?
アニマルプラネットの「パピーボウル」は2005年にスタートし、毎年本家スーパーボウルに対抗するカウンタープログラムとして放送されている。スーパーボウルはアメリカで1年のうちで最も高い視聴率を叩き出すイベントであり、他のチャンネルはこの時間帯にオリジナルの番組を放送しない傾向がある。
「パピーボウル」の形式は年々変化してきたが、基本的には子犬たちがボールやおもちゃで遊び、「スタジアム」を模したセットで競い合うという内容である。このイベントは、動物の里親制度への意識向上にも貢献している。
2025年版「パピーボウル」では、80の保護施設から集められた142匹の子犬が参加し、アニマルプラネットだけでなく、米TBS、TruTV、ディスカバリー、Max、Discovery+でも同時放送される。今回は現地時間2025年2月9日(日)の午後1時からプレショーが放送され、午後2時に試合開始される予定である。
WBDのコメント
「アニマルプラネットの“パピーボウル”は、毎年その影響力、認知度、そしてもちろん子犬たちの規模を拡大し続ける年次ポップカルチャーイベントです」と、ディスカバリーネットワークスのクリエイティブ責任者であり、ディスカバリー・ネットワークス社長のハワード・リー氏は述べた。「勝敗に関係なく、『パピーボウル XXI』は2月9日に最も愛らしいプレイヤーたちを登場させ、全米の家族に新しいペットを迎えるきっかけを提供することでしょう。」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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