ウィル・スミス、『マトリックス』をテーマにしたMVで幻のネオ役を演じる

ウィル・スミスは「マトリックス」を拒否してから28年後にネオを演じます
ウィル・スミスが『マトリックス』をテーマにした「Beautiful Scars」のミュージックビデオを公開
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ウィル・スミスが、ラッパーのビッグ・ショーンとOBangaとの楽曲「Beautiful Scars」で、マトリックスをテーマにしたミュージックビデオを公開した。1999年の大ヒット映画『マトリックス』の主演オファーを断っていたスミスだが、長い年月を経て、幻のネオが実現した。

ミュージックビデオとはいえ、ファンにとっては「もしスミスが映画に出演していたら?」という夢を垣間見ることができる作品となっており、赤い薬を飲むシーンや「バレットタイム」のアクション、カンフーでの戦闘シーンなど、『マトリックス』を象徴するシーンを自身のスタイルで再現している。

5年前には、1998年に『マトリックス』の監督であるウォシャウスキー姉妹と会談し、なぜ出演を断ったのかを詳しく説明した動画を投稿していた。

「『メン・イン・ブラック』を撮った後、ウォシャウスキー姉妹がやってきた。そして『マトリックス』のプレゼンをしたんだけど…結果的に彼女たちは天才だった。でも、プレゼンの場では、天才と“何かよく分からないもの”は紙一重なんだよ。で、実際に彼女たちがしたプレゼンがこれだ…」

スミスは当時のプレゼンの様子をユーモラスに再現し、彼女たちがストーリーよりも派手なアクション演出に重点を置いていたと語った。そして最終的に『ワイルド・ワイルド・ウエスト』を選んだと明かした。

ただし、スミスは「キアヌは完璧だった」とし、自分がネオを演じていたらモーフィアス役が黒人ではなくなり、作品のバランスを崩していたかもしれないと述べた。「結果的に、自分が断ったことで映画はうまくいった」と自虐的に振り返った。

ネオ役はキアヌ・リーブスに決まり、彼はその後3本の続編にも出演。スミスの辞退がシリーズ成功につながったとも言える。

また、スミスは『メン・イン・ブラック』も最初は断っていたことを告白。その理由は前年に『インデペンデンス・デイ』を撮ったばかりで、「またエイリアン映画?」と乗り気でなかったからだ。

しかし、プロデューサーのスティーヴン・スピルバーグから「今回はお前の頭を使うな、俺の頭を使え」と説得され、その真剣な態度に心を動かされて出演を決めたと明かしている。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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