ハリソン・フォード、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の興行失敗について語る

ハリソン・フォード Emma McIntyre/Getty Images
ハリソン・フォード Emma McIntyre/Getty Images
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ハリソン・フォードは、『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作が興行的に失敗したことについて気にしていない。

水曜日に公開されたウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に出演するフォードは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の興行成績不振について振り返った。この作品は、『インディ・ジョーンズ』シリーズの第5作目であり、最後の作品でもある。

2023年に公開された同作は、国内興行収入が6004万ドルという低調なスタートとなり、過去4作と比べても成功とは言えなかった。

「クソなことは起こるもんだ」と、フォードは映画の反応についてウォール・ストリート・ジャーナルに語った。
「本当に、もう1つ語るべき物語があると感じていたのは俺自身だった。インディがこれまでの人生の代償を払った後、もう一度彼を奮い立たせ、尻の埃を払い、少し活力を失った状態で再び世に送り出して、どうなるかを見たかったんだ」

映画が過去作ほど成功しなかったことについても、フォードは「それでも、この映画を作れて満足している」と語った。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はジェームズ・マンゴールドが監督を務め、脚本を手掛けた。スティーヴン・スピルバーグとの違いについて、フォードは2023年2月の米『ハリウッド・リポーター』のインタビューで「どんな作品になるかは分かっていた。でも、スティーヴンはずっとこの作品に関わっていたし、今も変わらない。今回は監督ではないが、深く関与していた」と語っている。

シリーズ5作目についてフォードは、「これまでの作品とは異なる時点のインディに観客が出会えることが気に入っている」とも話した。「彼がこれまでの行動や人生の選択を経た上で、この段階にいるのは当然の流れだ。」

興行成績はふるわなかったが、フォードは『インディ・ジョーンズ』シリーズに対する批評家の意見には慣れている。シャイア・ラブーフが共演した『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』についても、「当時、批評家たちはかなり厳しかったが、彼らのルールを押し付けようとしていただけだ」と振り返る。「映画は望んだほど成功しなかったかもしれないが、それがこの作品に影響を与えることはなかった。」

『インディ・ジョーンズ』シリーズと『スター・ウォーズ』シリーズを終えたフォードの次の挑戦は、マーベル・ユニバースだ。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でレッド・ハルクを演じる。

フォードは脚本を見ずにこの映画への出演を決めたという。「マーベル映画をいくつか見て、尊敬する俳優たちが楽しんでいるのを見たんだ」とウォール・ストリート・ジャーナルに語った。そして、レッド・ハルクになることについて「最後に自分がレッド・ハルクになるとは知らなかった」と冗談めかして話した。

最後にフォードは、「まあ、人生と同じさ。組み立てキットをどれだけ進めても、最後のページの説明書が欠けてるもんだよ」と締めくくった。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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