【訃報】ミシェル・トラクテンバーグが39歳で死去 代表作には 『ゴシップガール』や『バフィー 〜恋する十字架〜』

ミシェル・トラクテンバーグ 写真:Rodin Eckenroth/WireImage
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『ゴシップガール』や『バフィー 〜恋する十字架〜』などで人気を博した米俳優のミシェル・トラクテンバーグが39歳の若さで亡くなった。

26日(水曜)の朝、ニューヨーク市内の自宅のアパートで倒れているところを母親が発見し、死亡が確認された。報道によると、肝臓移植手術の合併症で自然死したとみられる。

彼女の代理人は「ミシェル・トラクテンバーグが逝去したことを深い悲しみとともにお知らせします」と米『ハリウッド・リポーター』に声明を発表した。

■ミシェル・トラクテンバーグのキャリア

トラクテンバーグはニューヨークで、ユダヤ系移民の家庭に生まれた。2005年のラジオインタビューでは、母親がロシア出身であり、祖父母とはロシア語でしか会話ができなかったため、自身もロシア語が堪能であることを明かしていた。

幼少期から演技に興味を持ち、3歳の頃に子供向け番組に出演。ニューヨークを拠点に活動を続け、人気番組『クラリッサ』や『ピート&ピートの大冒険』に出演し、徐々に知名度を上げていった。

1996年、彼女にとって大きな転機となったのは、映画『ハリエットのスパイ大作戦』での主演である。この映画でロージー・オドネルらと共演し、わずか10歳でありながら注目を集めた。トラクテンバーグは一度も演技のレッスンを受けたことがなく、現場での指示だけで演技をこなす独自のスタイルを確立していった。

その後、家族と共にブルックリンからロサンゼルスに移住し、さらなる仕事を求めて活動を続けた。特に、1997年にレギュラー出演した『Meego(原題)』や、映画『GO!GO!ガジェット』などが注目を集めた。しかし、彼女のキャリアが大きく飛躍したのは、2000年代初めの『バフィー 〜恋する十字架〜』でのドーン・サマーズ役である。シリーズ終了まで出演し、彼女の演技はファンから高く評価され、ドラマのカルト的人気を支えた。

その後も映画『ユーロトリップ』や『謎めいた肌』、HBOの『シックス・フィート・アンダー』など、大人向けの作品にも挑戦し、演技の幅を広げていった。

特に注目されたのは、ドラマ『ゴシップガール』でのジョージーナ・スパークス役である。社交界の悪女役を演じ、彼女の演技の魅力を存分に引き出し、視聴者に強い印象を残した。トラクテンバーグはこの役を非常に楽しんでおり、「悪役を演じるのは簡単で楽しい」と語っている。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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