J. J. エイブラムス最新作『ダスター』予告編が公開

脚本家兼プロデューサーのJ.J.エイブラムスによる最新作『ダスター』(原題:Duster)の予告編が公開された。同シリーズは米国のストリーミングプラットフォーム、Maxで配信され、主演はジョシュ・ホロウェイが務める。
今回、エイブラムスはラトーヤ・モーガンと共同で同作をプロデュースしている。1972年のアメリカを舞台に展開されるストーリーは、黒人女性として初めてのFBI捜査官(演:レイチェル・ヒルソン)がホロウェイ演じる運転手の相棒と共にアメリカ南西部の犯罪組織と戦う様子を描くそうだ。
今回公開された予告編にはアダルトシーンやドラッグ、暴力の描写がふんだんに盛り込まれており、過去のエイブラムスによる作品にも増して「R指定」要素が多いものとなることが窺われる。
エイブラムスとモーガンは米『ハリウッド・リポーター』の取材に対し、『ダスター』について次のようなことを語ってくれた。
エイブラムス:「砂漠のど真ん中に電話があって、そこに車が走ってきて、ドライバーの男が電話で次の行き先を聞くっていうイメージが思い浮かんだんです。そこにはある種のクレイジーな魅力があって、それが何を示しているのかはわからなかったんですが、とにかく説得力がありました。ラトーヤと私はその男が誰なのかっていうことを明らかにしようとしました。そして私はやっぱりFBIの捜査官が登場するだろうと思っていたんです。ただ、最終的に納得いくものを実現することができたのは、彼女の思い描いていたストーリーを聞いてからのことでした。それからは『どうやってクレイジーな展開をたどりながらもある一つの運命付けられた終着点に向かうストーリーを描いたらいいか?どうすれば正しい雰囲気やユーモア、馬鹿馬鹿しさを描けるか?』というのがゴールになったんです」
モーガン:「私にとって一番エキサイティングだったのは、テレビではもう放送されていないような、昔に戻ったようなことができることでした。そのようなアクションとユーモアのオマージュができるんです。そこに飛び込まない手はありませんよ」
二人が興奮まじりにその魅力を語る『ダスター』は5月15日にアメリカで配信開始となる。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル(英語)はこちら
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