『A Working Man』レビュー:ジェイソン・ステイサムが描く、予測可能ながら効果的なアクション映画

ジェイソン・ステイサム『A Working Man(原題)』提供:Amazon MGM Studios
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俳優ジェイソン・ステイサムは、シルヴェスター・スタローンが共同脚本を務めるスリラー映画で『ビーキーパー』の監督と再タッグを組む。『A Working Man(原題)』は3月28日公開される。

ジェイソン・ステイサム演じるレヴォン・ケイドは、建設現場の職長でありながら、元特殊部隊の兵士という過去を持つ男性。娘の親権を得るための法的闘争に苦しむ中、上司の娘ジェニーが人身売買組織に誘拐される。彼は自身の元軍人としてのスキルを駆使し、シカゴの犯罪世界に潜入して娘を救出することを決意する。ステイサムは、落ち着いた冷静さとアクション性能を見事に融合させ、主人公レヴォン・ケイドを魅力的に演じている。デヴィッド・ハーバー演じるガニーは、目の見えない元軍人でありながら武器の達人として印象的な脇役を演じている。

■アクション映画の型と、エンターテイメント性を両立

デヴィッド・エアー監督の映画らしい男性的な雰囲気が濃厚で、シルヴェスター・スタローンの脚本協力により、時折ユーモアも織り交ぜられている。典型的なアクション映画の型にはまりながらも、効果的なエンターテイメント性を維持している。

映画は2時間近くと長めの上映時間にもかかわらず、ステイサムの存在感と迫力あるアクションシーンで観客を引き付ける。ジェニーや主人公の娘など、女性キャラクターも単なる脇役ではなく、積極的に物語に関与している点が印象的。型にはまった展開でありながら、ステイサムの魅力とエイヤー監督の演出により、観客を楽しませる効果的なアクション映画となっている。

『A Working Man(原題)』
公開日:3月28日(金)
出演:ジェイソン・ステイサム、ジェイソン・フレミング、メラーブ・ニニッゼ、マクシミリアン・オシンスキー、コーキー・ファルコウ、マイケル・ペーニャ、デヴィッド・ハーバー、ノエミ・ゴンザレス、アリアナ・リヴァス、エメット・J・スキャンラン、イヴ・マウロ
監督:デヴィッド・エアー
脚本:シルヴェスター・スタローン、デヴィッド・エアー
指定:R、1時間56分

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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