俳優キム・スヒョン、24歳で死去した故キム・セロンとの未成年時の関係を否定

キム・スヒョン=3月31日 写真:Han Myung-Gu/WireImage
キム・スヒョン=3月31日 写真:Han Myung-Gu/WireImage
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SNS上での憶測が飛び交い、論争が激化する中、韓国人俳優のキム・スヒョン(37)は31日、ソウルで開かれた緊急記者会見において、故キム・セロンが未成年だった時期に関係を持ち、その後交際したとする疑惑を公に否定した。

弁護士を伴い登壇したキム・スヒョンは、涙ながらに自身とキム・セロンとの関係に関する一連の疑惑について説明し、声明を読み上げた。同俳優は2人の関係の時系列を明らかにし、交際はキム・セロンが成人した後に始まったと強調した。

キム・セロンは、『冬の小鳥』(2009)や『アジョシ』(2010)などの作品で知られる俳優であり、今年2月16日に24歳で亡くなった。死因は、自殺とされている。

キム・スヒョンとキム・セロンの交際の噂は、2024年に2人が一緒に写った写真がInstagramに投稿されたことで浮上したが、当時キム・スヒョンの所属事務所は本件を否定。しかし今月、キム・セロンの家族が新たな声明や写真、さらにはテキストメッセージを公開し、2人は2016年から6年間交際していたと主張した。当時、キム・セロンは15歳、キム・スヒョンは27歳であった。

現地メディア『コリア・タイムズ』が報じたところによると、キム・スヒョンは31日の会見で「キム・セロンとは4年前に約1年間交際した」と述べ、最近の一連の疑惑について「キム・セロンの家族が私を彼女の死の責任者であるかのように仕立て上げており、偽造された証拠を用いて主張を展開している」と反論した。

「私は自分が行ったことについて責任を負い、批判を受けるつもりだ」と、キム・スヒョンは会見で語った。「しかし、やってもいないことの責任を取ることはできない。私を信じてくれる人々のためにも、事実をはっきりさせたい」

さらに、「彼女の家族は、元恋人だったという理由だけで、私が彼女を死に追いやったと非難している。私は、やってもいないことを認めるよう圧力をかけられている」と付け加えた。

キム・スヒョンは韓国の映画・テレビ業界で最も評価されている俳優の一人であり、『星から来たあなた』(2013-2014)、『サイコだけど大丈夫』(2020)、『太陽を抱く月』(2012)、『ドリームハイ』(2011)、『ある日〜真実のベール』(2021)、『プロデューサー』(2015)、そして最新作『涙の女王』(2024)など、多くの人気ドラマに出演してきた。しかし、キム・セロンとの関係を巡る疑惑がSNSやYouTubeで拡散し始めてから、キャリアは急落。プラダとの高額契約を失い、Disney+の新作ドラマ『ノックオフ』の放送も延期される事態となっている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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