『IT/イット』前日譚ドラマ『ウェルカム・トゥ・デリー』のティーザーが初公開 ― ペニーワイズの起源に迫る

米Maxは、スティーヴン・キング原作のホラー小説『IT』を基にした新作ドラマ『ウェルカム・トゥ・デリー / Welcome to Derry(原題)』の公式ティーザーを初公開した。本作は、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の前日譚にあたるドラマシリーズであり、恐怖のピエロ“ペニーワイズ”の起源と、呪われた町・デリーの過去に迫る内容となっている。
物語の舞台は1960年代のメイン州デリー。予告編では、当時の町に暮らす若者たちが登場し、不穏な出来事の兆しが描かれている。27年ごとに子どもを狙う殺人ピエロが現れるという“呪い”が、いかにして始まったのかが本作の主軸である。
本作は、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の監督アンディ・ムスキエティと製作のバーバラ・ムスキエティ、そして脚本家ジェイソン・フックスによって企画された。フックスはブラッド・ケイレブ・ケインと共にショーランナーを務め、アンディ・ムスキエティは全9話中4話の監督を担当している。
注目すべきは、映画版でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドが再び同役で出演する点である。当初は続投を断っていたが、ムスキエティ兄妹との再タッグにより出演を決意したという。スカルスガルドは、今年初めのインタビューで「TV版はかなりハードコアだ」と語っており、「これが最後のモンスター役になると思っていたが、実際に演じてみたら想像以上に楽しめた。ペニーワイズの新たな側面を表現できたことも大きい」と述べている。
キャストには、ビル・スカルスガルドのほか、テイラー・ペイジ、ジョヴァン・アデポ、クリス・チョーク、ジェームズ・レマー、スティーブン・ライダー、マデリーン・ストウ、ルディ・マンキューゾらが名を連ねている。
『ウェルカム・トゥ・デリー』は、スティーヴン・キングの世界観をさらに深掘りする注目のホラーシリーズであり、ペニーワイズの謎に新たな光を当てる作品として期待が高まっている。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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