＜前編＞最高評価の実録犯罪シリーズ36選 | イッキ見必至！『ダーマー』ほか必見作を一挙紹介【最新】

実録犯罪コンテンツが今、ポッドキャスト、Netflix、Huluなど、あらゆる場所で爆発的人気を博している。アメリカ人の半数が実録犯罪を愛好し、4人に1人が週に複数回視聴するほどの社会現象となっているのだ。

過去数年間でエミー賞計60以上のノミネートを獲得した以下のヒット作品群は、単なるエンターテインメントを超越している。実録犯罪コンテンツは視聴者の共感力を高め、安全意識を向上させ、司法制度への理解を深める効果があることが調査で明らかになっているからだ。

専門家によると、実録犯罪コンテンツの魅力の秘密は「安心感を与える物語構造」と「道徳的明確さ」、そして「自分の幸運への気づき」にある。現実の物語に没入したい視聴者の欲求が史上最高レベルに達する今、ストリーミング各社が競うように新たな実録犯罪シリーズを投入するのもうなずける。

それでは、Netflix『ダーマー モンスター: ジェフリー・ダーマーの物語』からコリン・ファース主演の『ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-』まで、話題の実録犯罪シリーズ計36作品を前後編で一挙紹介しよう（後編はこちら）。

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※本ページの情報は、2025年9月1日時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

自己啓発団体を標榜していたNXIVM（ネクセウム）の元会員たちが、組織での出来事による精神的な打撃について語るドキュメンタリー。団体の創始者、キース・ラニエールは性的人身売買や恐喝などの罪で有罪判決を受けた。新たな証拠が明らかになるなか、ラニエール、支持者や脱会者たちの感情的な軌跡を追う。

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実話に基づくNetflixシリーズ『アンビリーバブル たった1つの真実』。レイプ被害を訴えた少女マリー（演：ケイトリン・デヴァー）は供述を撤回するが、2人の女性刑事（演：メリット・ウェヴァー、トニ・コレット）が、真相につながる手がかりを追っていく。

『アメリカン・クライム・ストーリー』シリーズの第2弾。連続殺人犯アンドリュー・クナナンによる世界的デザイナーのジャンニ・ヴェルサーチ暗殺事件を描いている。

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同名のABCポッドキャストに基づく本作は、医療ベンチャー企業・セラノスの創設者兼CEOエリザベス・ホームズの栄光と転落を描いている。エリザベス（演：アマンダ・セイフライド）が開発した医療技術は、数百万人の患者を危険にさらした。

ニューヨーク・マガジンが報じた実際の未解決ストーカー事件にインスパイアされた戦慄の心理スリラー。新居の豪邸に引っ越してきた家族の元に謎の脅迫状が届いたことから、得体の知れない恐怖の扉が開く。

1970年代のアメリカを舞台に、実際に起きた誘拐事件を基にしている。ブロバーグ家の末娘ジャン（演：マッケナ・グレイス）が、家族ぐるみで親しくしていた男性ロバート（演：ジェイク・レイシー）に何度も誘拐される。ロバートは、一家の信頼を悪用して娘のジャンを操り、両親から引き離していく。

サウスカロライナ州の名門一族の物語を追ったNetflixドキュメンタリー。サウスカロライナを1世紀にわたり支配してきたマードック家の家長アレックス・マードックの権力は、致命的なボート事故、そして後に発生した妻と息子の殺害事件により崩壊していく。

アメリカのサラ・ローレンス大学の学生たちが、友人の父親であるラリー・レイに洗脳された事件の起源を探るドキュメンタリー。レイのカルトは2010年に大学のキャンパスで始まり、最近まで続いていたが、その余波は現在も続いている。

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アメリカの悪名高い連続殺人犯ジェフリー・ダーマーの物語を脚色したNetflixシリーズ。ダーマーが逮捕寸前まで追いつめられた事例から、最終的な有罪判決と死に至るまでを追っている。

1987～97年にNBCで放送され、現在はNetflixでリブートされている実話犯罪ドキュメンタリーシリーズ。謎に包まれた失踪事件、衝撃的な殺人事件、超常体験などの実際の事例を取り上げている。

デヴィッド・フィンチャーとシャーリーズ・セロンが製作総指揮を務めた『マインドハンター』。2人のFBI捜査官と心理学者を中心に、FBI行動科学課の創設や、犯罪プロファイリングが始まった経緯を描いている。

ジョン・クラカワーによるノンフィクションを原作とする本作は、神の名のもとに行われた二重殺人事件を捜査する2人の刑事（演：アンドリュー・ガーフィールド、ギル・バーミンガム）の姿を追う。

13.『キャンディ：隠された狂気』

1980年代に実際に起きた主婦のキャンディ・モンゴメリーによる殺人事件を描く。キャンディは模範的な生活を送っていたが、隣人との不倫関係が殺人事件へと発展する。ジェシカ・ビール主演の本作は、不倫に至るまでの経緯、不倫関係、斧による殺人、そして法廷での裁判を詳細に描いている。

14.『令嬢アンナの真実』

大富豪の令嬢を名乗り、ニューヨークの上流階級の心と金を盗んだ実在のアンナ・デルヴェイ（演：ジュリア・ガーナー）が起こした事件を基にしている。

15.『見せかけの日々』

過保護な母親（演：パトリシア・アークエット）との有害な関係から逃れようとする少女ジプシー・ブランチャード（演：ジョーイ・キング）の姿を描く。ジプシーが自立を模索するなか、ある秘密が最終的に殺人へとつながる。

『ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-』は、自宅の階段下で妻が死亡しているのが発見された後、殺害容疑をかけられた小説家マイケル・ピーターソンの実話を描いている。捜査が始まると、家族は法廷闘争に巻き込まれ、フランスのドキュメンタリー制作チームが関心を示していく。

17.『The Girl from Plainville（原題）』

恋人をテキストメッセージによって自殺に追い込んだミシェル・カーター（演：エル・ファニング）の実話を描く。ミシェルと恋人であったコンラッド・ロイとの関係、コンラッドの死に至る経緯、そしてミシェルの過失致死罪での有罪判決までを探る。

18.『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』

マイケル・キートン主演の本作は、アメリカで起きたオピオイド（麻薬性鎮痛薬）依存の流行との闘いを描く。ケイトリン・デヴァー、ロザリオ・ドーソン、ウィル・ポールター出演。

後編はこちら。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集／和田 萌

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