NBCユニバーサルがローン・マイケルズ、ドウェイン・ジョンソンとの契約を一時中断

ローン・マイケルズ、ドウェイン・ジョンソン 写真: ©JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES; ARTURO HOLMES/GETTY IMAGES
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脚本家組合とハリウッドのスタジオ・ストリーマーが衝突して20週目に入るなか、NBCユニバーサルのユニバーサル・スタジオ・グループがローン・マイケルズの「Broadway Video」、ドウェイン・ジョンソンの「Seven Bucks」との契約を一時的に停止することが分かった。

情報筋によると、ユニバーサル・スタジオ・グループは11日、脚本・プロデュースを手掛けるパートナーにコンタクトを取り、脚本不要のサービスに携わるかどうか確認したという。脚本の有無を問わず、現在も有効なプロジェクトを抱え、仕事の継続に合意した場合は影響にさらされない。一方で、すでにプロダクションが終了している、または脚本不要のサービスを断った場合は、契約が一時中断されることとなった。

ユニバーサル・スタジオ・グループは他のスタジオと同様、ストライキの初期段階で大半の契約を中断したのち、今回の動きに踏み切った。『サタデー・ナイト・ライブ』や数々のテレビ番組を手掛けたマイケルズと、多数の映画を制作するジョンソンはユニバーサルで最も有名な契約者に数えられる。

先週、ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループはグレッグ・バーランティ、J・J・エイブラムス、ビル・ローレンス、ミンディ・カリングら著名プロデューサー4人との契約を中断。複数の情報筋は、ユニバーサルやパラマウント・グローバルなどその他のスタジオも追随すると伝えた。

セス・マクファーレン、“法廷のキング”ことディック・ウルフは契約を継続中。一方、ティナ・フェイ、サム・エスメイル、マイク・シュアらプロデューサーは、ユニバーサル・スタジオ・グループによってすでに契約を停止されている。

ワーナーによる大物プロデューサーとの契約停止を受け、業界は他のスタジオがそれに倣うことに備えている。ライオンズゲートはすべての契約を停止中、Sony TVは5月の時点で脚本家全員との契約を見合わせたが、サービスの制作に対し週ごとの契約の実施に合意した。現在のところ、スタジオが完全に契約を打ち切る動きはみられない。複数のスタジオ・ストリーマー関係者は先週、米ハリウッド・リポーターに対しスト前にすでに契約を淘汰していたと明かした。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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