J・アニストンら『フレンズ』キャストがマシュー・ペリーを追悼:「共演者以上の存在で、私たちの家族」

『フレンズ』キャスト 写真: COURTESY OF EVERETT COLLECTION
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ジェニファー・アニストン、リサ・クドロー、コートニー・コックス、マット・ルブランク、デイヴィッド・シュワイマーが30日、共同声明を発表し28日に亡くなったマシュー・ペリーさんを悼んだ。

「マシューを失い、完全に打ちのめされています。私たちは単なる共演者ではなく、家族です。言いたいことは山ほどありますが、今はこの底知れぬ喪失を悲しみ、処理するための時間を取るつもりです。やがて、その準備が出来たらもっと多くを語ることになるでしょう。私たちの思いと愛は、マティの家族、友人たち、そして彼を愛する世界中のすべての人たちとともにあります」

以上のメッセージは、アニストン、コックス、クドロー、ルブランク、シュワイマー5人の署名で締めくくられた。

『フレンズ』で成功を収めた傍ら、ペリーさんは何十年もの間アルコール・薬物乱用と闘っていた。昨年のインタビューでは、依存症との闘いの間にアニストンと絶えず連絡を取り合っていたことを明かし、「彼女には本当に感謝しています」と語った。

『フレンズ』のクリエイター、マルタ・カウフマンとデイヴィッド・クレーン、エグゼクティブプロデューサーのケヴィン・ブライトも米ハリウッド・リポーターに共同声明を寄せた。

「未だに信じられません。彼は素晴らしい才能の持ち主でした。俳優が役を自分のものにするというのは陳腐な言葉ですが、マシューの場合これほど真実味のある言葉はありません。“チャンドラー・ビング”役は、彼以外あり得なかった。彼が一瞬一瞬に与えてくれた喜び、光、まばゆい知性を常に大切にしていきます。いつも最高に面白くて、最も優しくて、寛大な心を持った人だった。彼の家族と友人にすべての愛を送ります。まさに “The One Where Our Hearts Are Broken”です」

『フレンズ』のラスト2シーズンにレギュラー出演していたアイシャ・タイラーは28日、インスタグラムで以下のように追悼した。「彼には並外れた優しさと寛大な精神があった。その仕事ぶりを見ているだけで、ジョークの完璧な伝え方を学びました。そしてドラマの収録初日、彼が“人生が変わる準備はいい?”と温かく言ってくれた瞬間を決して忘れません。安らかに、マシュー・ペリー。優しさと笑いをありがとう」

また、『フレンズ』でチャンドラーの恋人・ジャニス役を演じたマギー・ウィーラーもインスタグラムに「あなたを失い、世界は悲しみに包まれるでしょう。その短すぎる生涯で多くの人にもたらした喜びは、これからも生き続けます。ともに分かち合ったクリエイティブな瞬間に、感謝の気持ちでいっぱいです」と綴った。

ミンスクに引っ越したフィービーの恋人・デイヴィッド役でレギュラー出演していたハンク・アザリアは、インスタグラムに動画を投稿し以下のように語った。「マシューと親しかった私たちは、ずっと前に彼をドラッグとアルコールで失ったように感じていました。彼の自伝を読むのはとても辛くて、何度も中断してしまった」

「断酒して17年が経ちますが、マシューが私を断酒会に入れてくれたんです。最初の1年間は、一緒にミーティングに通いました。とても思いやりがあって、寛大で賢明な人だった。私の断酒を本当に支えてくれました。彼自身がもっと一貫して断酒生活を続けることができていたら、と心から思います」

『フレンズ』の1エピソードに登場したブルック・シールズは、X(旧Twitter)に「言葉が見つからない。マシュー、あなたはとても愛されていた。沢山の笑いをありがとう。あなたは多くの人に喜びをもたらしてくれました。皆が悲しんでいます…あなたの家族と友人に私の愛を送ります」と投稿した。

その他、セルマ・ブレア、イヴェット・ニコール・ブラウン、ワーナー・ブラザース・テレビジョンスタジオがペリーさんを悼んだ。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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