不評の『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章は“急いで作られた” ― ジョン・スノウ役俳優が告白

エミリア・クラーク、キット・ハリントン、『ゲーム・オブ・スローンズ』写真: Courtesy of HBO
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俳優のキット・ハリントンが、世界を席巻したHBOシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章への思いを語った。

同作でジョン・スノウを演じたハリントンは、『GQ』の最新インタビューに登場し、最終シーズンについて次のように明かした。

「GOTの終わりに何か欠点があったとすれば、全員が本当に疲れ果てていて、これ以上続けられなかったということだと思います。だから、“急ぎすぎ”と思った人がいるのも理解できますし、私もそれに同意するかもしれません。でも、他に選択肢があったとは思えません。最終シーズンの自分の写真を見ると、疲れ切っているのが分かります。消耗しきっていて、これ以上続けるのは不可能でした」

最終回への批判については、「誰もが意見を持つ権利があります。最後の方で、物語的にミスがあったと思います。うまくいかなかった選択もあったのでしょう」と伝えた。

さらに、お蔵入りになったジョン・スノウのスピンオフシリーズにも言及。ハリントンによると、HBOと数年間企画を進行していたものの、十分に心が躍るような物語が出来上がらず、中止にすることにしたという。

またハリントンは、再びジョン・スノウを演じることで、型にはまってしまうのを避けたいと付け加えた。「仕事をするには、人々がジョン・スノウではなく私自身を見ることが本質的に重要なんです」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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