『シュリンキング：悩めるセラピスト』シーズン2フィナーレ、ジェイソン・シーゲルがシリーズの展開を語る

[本記事は『シュリンキング：悩めるセラピスト』シーズン２のネタバレを含みます。]

AppleTV+のドラマ『シュリンキング：悩めるセラピスト』シーズン2のフィナーレについて、主演・共同クリエイターのジェイソン・シーゲルが、米ハリウッド・リポーターのインタビューで作品の展開を語った。

シーズン2のフィナーレでは、ブレット・ゴールドスタイン演じるルイが、フレンズギビングに招待されなかった後、酔った勢いで事故を起こし、シーゲル演じるジミーの妻ティア（リラン・ボウデン）を亡くした悲しみに打ちひしがれ、文字通り自殺を図ろうとする場面が描かれている。しかし、ジミーは妻を殺した男を救うために立ち上がる。

今シーズンのテーマは「許し」で、特に重要だったのは娘アリスとの関係修復だ。シーゲルによると、妻の死後に娘を支えられなかった自分自身を許すことが、ジミーにとって最大の課題だったという。「重要なストーリーラインはたくさんありますが、私にとっては、ジミーとアリスの関係が、多くの点で、少なくともジミーの人生においては、主要なストーリーラインです。そうあるべきです」と、シーズン 2 のエンディングについて、シーゲルは語った。

シーゲルは、シーズン2の最終回に至るまでのジミーの成長、彼のキャラクターの許しの旅、『ママと恋に落ちるまで』のコビー・スマルダーズとスクリーン上で再会したこと、シーズン3で共同制作者のゴールドスタインと一緒に演技したことについてインタビューに答えた。

―――ルイ役にブレット・ゴールドスタインを推薦した理由を教えてください

人生が思い通りにならない理由として誰かを悪者にするのは簡単ですが、ほとんどの場合、それは相手だけでなく自分自身にも関係しています。だからジミーを反映するような人物が欲しかったんです。ブレットと私は同い年で、ストーリー的に完全に納得がいきました。彼はジミーを反映しているように感じました。

―――今シーズンのジミーの成長について、どのように決めていったのでしょうか

シーズンごとに目標となる言葉を選びます。シーズン1は”悲しみ”、シーズン2は”許し”でした。これは過去の残骸を片付けることを意味します。今シーズンは、ジミーの旅の後に残してきたすべてのものを精査し、それを正そうとすることについてでした。

―――アリスとの関係はどのように描きたかったのですか

ジミーとアリスの関係は、多くの意味で主要なストーリーです。ジミーがアリスのためにすべてを捨てるところまで到達することを望んでいます。親と子の関係は、何かが起こったとき、両親に守られ世話をされるべきなのに、ジミーは逃げてしまった。だから、このキャラクターの大部分は、ジミーがそれを正すことです。

―――今シーズンのジミーとポールの間には、本当に深い瞬間がいくつかありました。ハリソン・フォードとの共演はいかがでしたか

ハリソンは僕の友達なんです。シーズン1の早い段階で、彼は観客が持つ畏敬の念を打ち破ろうとし、素晴らしい作品を作ることに集中しました。マイケル・ジョーダンと1対1でバスケをやっているような気分です。

―――『ママと恋に落ちるまで』のコビー・スマルダースとの再会シーンについて聞かせてください

コビーとの再会シーンは最高でした。役が書かれて、誰をキャストにするか決めようとしていたとき、私はすぐに「コビーはどう？」と聞いたら、みんなが「いいね」と答えました。『ママと恋に落ちるまで』では、私たちは一番年下ででした。10年後に向かい合って、『私たちはまだここにいて、こんなに成長した』という重みのある再会になりました。

―――最終話で、ルイが電車に飛び込もうとしているときにジミーとルイが再会し、そこにジミーが現れて彼の命を救います。あれは感動的なシーンでした。シーズン 3でジミーとルイはどうなるのでしょうか？

最終シーンは静かな夜の静かなシーンでした。カメラは線路の反対側に設置され、ブレットと私がただベンチに座って話をしているような、優しく親密な空気でした。

すでにシーズン3への更新が決定している本作で、ジミーとルイスの関係がどのように展開していくかは、現時点では未定としている。『シュリンキング：悩めるセラピスト』シーズン2は、現在AppleTV+で全エピソードを配信中。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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