英国映画協会、米国拠点「BFI America」を設立

BFI AmericaがBarbara BroccoliとTerry Gilliamの参加委員会として発売されました
BFI Americaの理事に就任するバーバラ・ブロッコリ 写真:Getty
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英国映画協会(BFI)は、「BFI America」を立ち上げることを発表した。

BFI Americaは、アメリカ国内および国際的にBFIの活動を支援し、特にBFIナショナルアーカイブの保存および復元作業を推進することを目的としている。理事には007のプロデューサーで知られるバーバラ・ブロッコリ、監督テリー・ギリアム、コリン・ウォルシュ、デボラ・シンドラー、ペネローペ・ウォン、マリ・ヘレッド・キンバーグ博士が名を連ねる。

この発表は、BFIナショナルアーカイブの90周年を祝うためにロサンゼルスで開催されるイベントの一環として行われ、4月23日に正式に発足する。

イベントの翌日から開催されるTCMクラシック映画祭(4月24日〜27日)では、BFIナショナルアーカイブの所蔵作品から6本の映画が上映される予定で、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』英国初公開版の染料転写テクニカラー版が注目を集めている。そのほか、デビッド・リーン監督の『陽気な幽霊』(1945年)、マーティン・リット監督の『暴力波止場』(1957年)、マイケル・カーティス監督の『ミルドレッド・ピアース』(1945年)、アレクサンダー・コルダ監督の『ヘンリー八世の私生活』(1933年)、エルンスト・ルビッチ監督の『生きるべきか死ぬべきか』(1942年)などがラインナップされている。

BFIの最高経営責任者ベン・ロバーツ氏は、「英国と米国は映画において深く豊かなつながりを共有しています。私たちは、この継続的な文化的協力を祝福し、BFIナショナルアーカイブからの貴重な作品を米国の観客に紹介できることをとても嬉しく思います」とコメントしている。

BFIは今後も、映画文化の保存と普及を通じて、国境を越えたパートナーシップを強化していくとしており、BFI Americaはその拠点として、アメリカの映画人や映画ファンとのさらなる連携を図っていく構えだ。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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