【西部劇ドラマ10選】『イエローストーン』ファンにおすすめ!スタローン主演『タルサ・キング』ほか

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長い間、牛追い、カウボーイの酒場での喧嘩、列車強盗といった使い古された定型に頼ってきた西部劇は、多作なヒットメーカーのテイラー・シェリダンが『イエローストーン』を筆頭に新たな波を巻き起こしたことで、テレビ界で脚光を浴びることとなった。
広大な中西部の景観を背景に、悪者と戦うフロンティアの善人たちは、視聴者の間で非常に人気を博している。本記事では、『イエローストーン』や前日譚ドラマ『1923』ファンにおすすめの西部劇ドラマ10本を紹介。以下の心を打つ10作品では、キャラクターたちが自分たちの財産や家族を守るために力を発揮している。
※本記事の情報は、2025年4月現在のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
1.『カーニバル』
HBOで計2シーズン放送された『カーニバル』は、大恐慌時代の謎めいた移動カーニバルを舞台に、善と悪の壮大な戦いを描いている。24エピソードにわたる天国と地獄の代理戦争の中心にいたのは、オクラホマの10代の農場少年ベン・ホーキンス(ニック・スタール)と、カリスマ的な説教師ブラザー・ジャスティン・クロウ(クランシー・ブラウン)であった。
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2.『ハットフィールド&マッコイ:実在した一族vs一族の物語』
ヒストリー・チャンネル制作のミニシリーズ『ハットフィールド&マッコイ』は、実在の悪名高い家族の数十年続いた血の抗争を描いている。ウェストバージニア州に住むアンス・ハットフィールドをケヴィン・コスナー、ケンタッキー州に住むランドール・マッコイをビル・パクストン演じ、それぞれ記憶に残る演技を見せた。家族間の戦いがなぜ始まったのかは定かではなかったが、南北戦争の終結後、その対立は伝説となった。
3.『1883』
テイラー・シェリダン脚本・監督による『イエローストーン』のオリジン・ストーリー。アメリカ西部開拓の最後の砦に向かって、グレートプレーンズを旅するダットン家の物語を追う。貧困から逃れ、ダットン家はモンタナの開拓地で富を見つけようとする。西部開拓時代の銃による正義の問題を描き、サム・エリオット、フェイス・ヒル、ティム・マグロウ、イザベル・メイが出演している。
4.『ランドマン』
テイラー・シェリダン制作の『ランドマン』は、油田労働者と石油産業の金融家たちの間の仲介者であるトミー(ビリー・ボブ・ソーントン)が、石油ビジネスの好況と不況のサイクルを巧みに乗り切る姿を描いている。デミ・ムーア、ジョン・ハム、アリ・ラーターが共演する本作は、石油、気候変動、経済成長をめぐる継続的な議論を背景に、頑強な個人主義、盲目的な野心、普通の人々の苦闘といった西部劇のテーマに満ちている。
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5.『Longmire(原題)』
『Longmire(原題)』は、妻を亡くしたばかりのワイオミング州の保安官ウォルト・ロングマイア(ロバート・テイラー)を主人公とし、犯罪を解決していく刑事ドラマの要素もある。シリーズにはケイティー・サッコフ、ルー・ダイアモンド・フィリップス、ベイリー・チェイスも出演している。
6.『デッドウッド 〜銃とSEXとワイルドタウン』
2004年にHBOで放送された『デッドウッド』は、1876年のサウスダコタ州の採掘キャンプを舞台としている。ティモシー・オリファントは鋭い射撃の腕前を持つモンタナ州の保安官を演じ、イアン・マクシェーンは町の酒場やホテルを所有する冷酷でサディスティックな人物を演じる。言うまでもなく、この辺境の地で平和を保つことは容易ではない。
7.『メイヤー・オブ・キングスタウン』
テイラー・シェリダン&ヒュー・ディロン原案の本作では、ジェレミー・レナーが9つの刑務所の事業に支えられているミシガン州キングスタウンにおける非公式の市長で、権力を握る家族の長でもあるマイク役で主演。シーズン4の制作も決定し、シーズン3ではロシアマフィアがミシガンの街に拠点を構え、刑務所の内外で麻薬戦争が勃発した。
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8.『タルサ・キング』
テイラー・シェリダン製作の『タルサ・キング』では現代のオクラホマを舞台に、シルヴェスター・スタローン演じる犯罪組織のボス、ドワイト・マンフレディが西部へ向かう。ドワイトは地元のファミリーを裏切ることを拒否し、25年間の服役を終えて刑務所から釈放された。ニューヨークから追放された今、ドワイトは混沌としたタルサで新たな組織犯罪シンジケートを構築する。
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9.『ゴッドレス -神の消えた町-』
Netflixのリミテッドシリーズ『ゴッドレス』は、スコット・フランクとスティーヴン・ソダーバーグが西部劇に新たな命を吹き込んだ作品だ。西部を恐怖に陥れる無法者のボス、フランク(ジェフ・ダニエルズ)は、今や宿敵となったロイ(ジャック・オコンネル)を追っている。ロイは女性たちが運営する孤立した鉱山町で、ミシェル・ドッカリー演じるアリスの家に身を隠している。
10.『Hell on Wheels(原題)』
AMCドラマ『Hell on Wheels』は、再建時代における初の大陸横断鉄道建設を背景に、自由と人種のテーマを探求した作品。アンソン・マウントが妻を殺した北軍兵士を追う元南軍兵士を演じ、鉄道建設中の移動テント都市「ヘル・オン・ホイールズ」を舞台に、米国南部の奴隷たちがまだ自由を得ていない様子が描かれる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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