実写版『リロ&スティッチ』と『ミッション:インポッシブル』が記録的な興行収入へ

ディズニーの実写版『リロ&スティッチ』と、トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/ザ・ファイナル・レコニング』が注目を集めている。両作がメモリアルデーの週末、全米興収を史上最高に押し上げる可能性がある。
興収3億ドル超えも視野に 2作同時公開で熱狂の予兆
『リロ&スティッチ』は、4日間で1億2000万ドルのオープニングが予想されている。これはディズニー実写化作品の中でも上位の成績となる見込みだ。なお、調査会社NRGは、1億1000万〜1億3000万ドルのレンジを示している。
一方で、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の最新作は8000万ドル超えが期待されている。前作の5470万ドルを大きく上回り、シリーズ最高の滑り出しとなる可能性がある。NRGの予測レンジは7200万〜8800万ドルだ。
さらに、両作を合わせた興収は3億ドル超えが見込まれている。これは2013年に『ワイルド・スピード EURO MISSION』などが記録した記録(3億600万ドル)を超える水準である。
宣伝攻勢と“バーベンハイマー現象”の再来?
現在、“スティッチ&M:I”には「バーベンハイマー」のような愛称はない。しかし、今後の盛り上がり次第では話題となる可能性もある。
ちなみに「バーベンハイマー(Barbenheimer)」とは、2023年夏に『バービー』と『オッペンハイマー』が同日に公開され、両作が大ヒットした現象を指す造語だ。ジャンルの異なる2作が相乗効果で観客を動員し、世界的な映画ブームを巻き起こした。
今回の『リロ&スティッチ』と『ミッション:インポッシブル』にも、同様の現象が起きると期待されている。また、リロ&スティッチ』は家族層や10代女子に特に好反応を得ている。2002年のアニメ版で育った若年層の女性にも刺さっているようだ。
一方で『M:I』は、前作の反省を踏まえて再構築された作品だ。両スタジオとも、今後3週間で最大のマーケティング攻勢をかける予定である。
まとめ
『リロ&スティッチ』と『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』最新作が、2025年メモリアルデーの週末、興行を盛り上げる存在になりそうだ。もし両作が好成績を収めれば、“第2のバーベンハイマー”と呼ばれるかもしれない。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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