スヌープ・ドッグ伝記映画、クレイグ・ブリュワーが監督として参加、ユニバーサルが製作へ

スヌープ・ドッグ 写真: Tim Mosenfelder/Getty Images
スヌープ・ドッグ 写真: Tim Mosenfelder/Getty Images
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ヒップホップ界のレジェンド、スヌープ・ドッグの伝記映画が製作される。監督は『ハッスル&フロウ』(2005)のクレイグ・ブリュワーが務める。本作はユニバーサル・ピクチャーズが手がけ、スヌープ本人もプロデューサーとして参加する。

豪華制作陣とNBCユニバーサルの連携

ブリュワーは『ルディ・レイ・ムーア』(2019)などでも知られる。現在は、ジョー・ロバート・コールが執筆した脚本を改稿中だ。キャストや公開時期は、今のところ未発表である。

プロデューサーには、ブライアン・グレイザーとデス・ロウ・ピクチャーズ社長のサラ・ラメイカーも加わる。さらに、本作はNBCユニバーサルとデス・ロウ・ピクチャーズの契約第1弾でもある。

番組出演や五輪中継など、マルチな活躍

スヌープは、今秋放送のNBC番組『ザ・ヴォイス』に出演予定だ。同番組は、著名アーティストが出演者を指導する音楽オーディションである。また、視聴者の投票によって勝者が決まるのも特徴だ。

さらにスヌープは、2024年のパリ五輪中継にも登場。NBCPeacockによる放送でリポーターを務めた。

ユニバーサルとヒップホップ映画の実績

ユニバーサルは、過去にもヒップホップ映画を多数製作してきた。たとえば『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)では、スヌープも登場。一方で、『8 Mile』(2002)はエミネムの半生を描いた作品として知られる。

スヌープ・ドッグの音楽的な歩み

スヌープは、グラミー賞に17回ノミネートされた実績を持つ。音楽だけでなく、俳優やテレビでも活躍している。

1993年のデビューアルバム『Doggystyle』は、ヒップホップ界のプロデューサー帝王と称されるドクター・ドレーが全面プロデュースを担当した。“What’s My Name?”や“Gin and Juice”などのヒット曲が生まれている。

音楽伝記映画ブームは続く

近年、音楽伝記映画はハリウッドで人気が続いている。たとえば『ボブ・マーリー:ONE LOVE』やボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が成功をおさめた。さらに、ビートルズブルース・スプリングスティーンの作品も控えている。このブームは今後もしばらく続くだろう。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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