キム・キャトラル、アイコニックな『SATC』サマンサ役を4度断っていた―その理由とは

俳優キム・キャトラルは、『セックス・アンド・ザ・シティ』で性に奔放なPR会社社長、サマンサ・ジョーンズ役を演じた。当初この役のオファーを4度も断っていたという。理由は「自分で決めつけた年齢の壁」だったと語った。
『SATC』再始動も、キャトラルの姿は限定的
『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』が配信開始された今、サマンサ役のキム・キャトラルも再び『SATC』の世界に戻ってくると思われた。
しかし、シーズン2の最終話にわずかにカメオ出演したことを除けば、キム・キャトラルは新シリーズでキャリー(演:サラ・ジェシカ・パーカー)、ミランダ(演:シンシア・ニクソン)、シャーロット(演:クリスティン・デイヴィス)とニューヨークの街を再び歩くことはなかった。さらに、シーズン3にも出演しないことが正式に明らかになっている。
サマンサ役への葛藤と変化
69歳のキム・キャトラルは、英国メディア『The Times』のインタビューで、41歳でこの役を引き受けるには「セクシーに見られない」と感じていたことを告白した。「でも、それは変わった。40代はセクシーになったのよ。『もっとこういうのが見たい!』って感じになった」と続けた。
また彼女は、サマンサは単なるセックス依存者ではなく、人生を謳歌する女性だと語る。「他のキャラクターが前菜をつまんでいる中で、彼女はメインディッシュを楽しんでいた」と例えた。
プライベートとの違い
また、実生活では「サマンサとは正反対」だと述べた。長年のパートナーであるBBCの音響技師ラッセル・トーマスとの関係についても触れた。「私は一人の人と長く付き合うタイプ」と語っている。
キム・キャトラルの現在の活動とシリーズの余波
1998年から2004年までに、全6シーズンが放送された。登場する女性たちが波乱に満ちた恋愛、性に関する悩み、そして仕事上のトラブルに立ち向かいながら、友情を深めていく姿が描かれた。
本作の人気は、Netflixなどの配信サービスで視聴可能になって以降さらに高まり、1990年代のニューヨークの華やかさをZ世代の若い視聴者にも届けている。
なお、キャトラルは今回のインタビューで、CIA創設を描いたBBC Radio 4のオーディオドラマ『Central Intelligence(原題)』シーズン2について語っており、同作ではエド・ハリスやジョニー・フリンと共演している。
『AND JUST LIKE THAT… シーズン3 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、日本ではU-NEXTにて2025年5月30日より独占配信中だ。
■配信情報
『AND JUST LIKE THAT… シーズン3 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』(全12話)
・5月30日(金)10:00~ 第1話配信開始
※以降、毎週金曜に週次配信
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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