ワン・ダイレクションメンバーが故リアム・ペインの密葬に参列

Former One Direction Members Among Mourners
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10月16日にアルゼンチンで31歳で亡くなった元ワン・ダイレクションのリアム・ペインの密葬が水曜日に行われ、弔問客が集まった。

ロンドンからほど近い非公開の場所で行われた葬儀には、家族や親しい友人とともに、ワン・ダイレクションのバンド仲間だったハリー・スタイルズルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク、ナイル・ホーランが参列した。

マリクは、今週スタートする予定だったイギリスツアーの日程を変更し、葬儀に参列。2010年にイギリスの人気オーディション番組『Xファクター』に出演した後、バンドを結成し契約したサイモン・コーウェルも参列した。

ペインは先月、ブエノスアイレスのホテルで3階のバルコニーから転落し、内出血と多発性外傷を負って死亡した。

この事件は音楽界だけでなく世界中に衝撃を与え、4人のバンドメンバーは彼の死後数日間、ソーシャルメディア上でペインに追悼の意を表した。「リアムの訃報に完全に打ちのめされている」とスタイルズ、トムリンソン、マリク、ホーランはワン・ダイレクションのインスタグラムに共同で投稿した。

「私たちは、心から愛していた弟を失ったことを悲しみ、消化するためにしばらく時間をかけるつもりです。彼と分かち合った思い出は永遠の宝物です。今は、彼の家族、友人、そして私たちと共に彼を愛してくれたファンのことを思っています。彼がいなくなるのはとても寂しい。リアムを愛しています」 また、4人はそれぞれのソーシャルメディアのアカウントで、個人的な弔辞も投稿している。

彼の死を受け、リアムの家族は短い声明の中でこう述べた。
「私たちは心を痛めています。リアムは永遠に私たちの心の中に生き続け、私たちは彼の優しく、面白く、勇敢な魂を忘れないでしょう」

ワン・ダイレクションは2010年にイギリスの『Xファクター』で結成され、同コンテストで3位に入賞した。その後、「What Makes You Beautiful」、「Story of My Life」、「Little Things」、「Steal My Girl 」などのヒット曲を生み出し、史上最も売れたボーイズ・バンドのひとつとなった。ワン・ダイレクションは、『アップ・オール・ナイト』(2011年)、『テイク・ミー・ホーム』(2012年)、『ミッドナイト・メモリーズ 』(2013年)、『フォー』(2014年)、『メイド・イン・ザ・エー・エム』(2015年)の5枚のアルバムをリリース。

ペインは、ソロ活動ではシングル 「Strip That Down 」と 「Bedroom Floor 」でチャートを賑わせた。元『Xファクター』の 審査員シェリル・コールとの間に息子をもうけている。水曜日の葬儀には、当時交際していたケイト・キャシディも参列した。

転落死当時、麻薬の影響下にあったペインが死亡したことで、ホテルの従業員と地元の麻薬ディーラーとされる人物が逮捕された。現地ニュース『La Nacion』によると、2人は身柄を拘束され、当局は捜査の一環としてアルゼンチン人ビジネスマンの自宅に立ち入った。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果

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