『釣りバカ日誌』シリーズ、栗山富夫監督が死去、84歳

左から『釣りバカ日誌4』『釣りバカ日誌』『釣りバカ日誌2』 画像引用元:Amazon
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松竹の人気シリーズ映画『釣りバカ日誌』などで知られる映画監督の栗山富夫さんが18日午前10時1分、悪性リンパ腫のため死去した。84歳。東京都出身。20日、同社が発表した。故人の遺志により、葬儀は家族葬で行う。
大学卒業後の1965年、松竹に入社。助監督を経て83年『いとしのラハイナ』で監督デビューした。85年、結婚式でのスピーチをめぐる定年間近のサラリーマンたちのドタバタを描いた『祝辞』では、芸術選奨新人賞を受賞した。
88年『釣りバカ日誌』の監督に起用され、配給収入12億5000万円の大ヒットを記録(『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』との2本立て)。翌年からシリーズ化され、95年を除き年1本ペースで製作。98年『釣りバカ日誌10』、『花のお江戸の釣りバカ日誌』まで計11作品を手掛け、国民的映画に育て上げた。
そのほかの映画監督作品に84年『俺ら東京さ行くだ」』00年『ホーム・スイートホーム』、テレビドラマに82年『幸福の黄色いハンカチ』などがある。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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