『007』シリーズ最新作、監督は『デューン』のドゥニ・ヴィルヌーヴに決定

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督 写真:ALEXIS AUBIN/AFP via Getty Images
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映画『デューン 砂の惑星』シリーズのドゥニ・ヴィルヌーヴが、Amazon MGMスタジオが手がける『007』の最新作の監督に就任した。
『007』シリーズ最新作には、エイミー・パスカルとデヴィッド・ヘイマンがプロデューサーとして参加する。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、『007』シリーズについて「私にとって映画館での最初の記憶のいくつかは、007に結びついています。ショーン・コネリー主演の『ドクター・ノオ』(『007』シリーズ第1作)以来、父と一緒にボンド映画を観て育ちました。私は生粋のボンドファンで、ボンドは私にとって神聖な存在です。伝統を尊重しつつ、新たな任務への道を切り拓いていきます」と思いを語った。「非常に大きな責任ですが、この上なくワクワクする挑戦で、大きな名誉でもあります」
また、プロデューサーのエイミー・パスカルとデヴィッド・ヘイマンは次のように付け加えた。「ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は幼少期からジェームズ・ボンド映画を愛してきました。この映画を撮ることは彼の夢であり、今やそれは私たちの夢でもあります。この並外れた映画作家に任せられることを、幸運に感じています」
報道によれば、『007』最新作のためにスタジオと面談を行った監督には、『教皇選挙』のエドワード・ベルガー、『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のポール・キングらが含まれていたという。
今回の新作は、『007』シリーズ26作目にあたる。フランス系カナダ人であるヴィルヌーヴは、キャリー・フクナガに続く2人目の非英国人監督となる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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