【訃報】仏俳優ナタリー・バイ死去 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』など出演
フランスの名優、ナタリー・バイが死去した。77歳だった。
家族の発表によると、死因はレビー小体型認知症による合併症。パリの自宅で息を引き取ったという。
ナタリー・バイ死去、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』などで国際的に活躍

フランス出身のナタリー・バイは1970年代にキャリアをスタートし、80本以上の映画に出演。
代表作には、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』があり、レオナルド・ディカプリオ演じる主人公の母親役を好演。トム・ハンクスとも共演した。
また、『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』(2022)にも出演し、晩年まで第一線で活躍を続けていた。

トリュフォーやゴダール作品にも出演
フランス映画界においても重要な存在であり、フランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールといった巨匠の作品にも出演。
『アメリカの夜』『恋する女たち』『勝手に逃げろ/人生』などで、その演技力を発揮した。
セザール賞4度受賞、名実ともにトップ女優
バイはフランス最高峰の映画賞であるセザール賞に10度ノミネートされ、4度受賞。
受賞作は、『勝手に逃げろ/人生』(1980)、『Strange Affair(原題)』(1981)、『愛しきは、女 ラ・バランス』(1982)『若き警官』(2005)。
その長年の功績は、フランス映画界を代表する女優として高く評価されてきた。
家族と晩年の活動
娘のローラ・スメットは、同じく俳優として活動。2人はドラマ『エージェント物語』(2015)で共演も果たしている。
2023年の映画『Mother Valley(原題)』が最後の出演作となった。
フランス大統領も追悼
訃報を受け、フランスのエマニュエル・マクロン大統領もSNSで追悼コメントを発表。「私たちはナタリー・バイを心から愛していた」と、その功績を称えた。
フランス映画史に刻まれる存在
ナタリー・バイは、フランス映画黄金期から現代まで第一線で活躍し続けた稀有な俳優だった。
その豊かな演技と存在感は、今後も多くの作品を通じて語り継がれていくだろう。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 『ダウントン・アビー』『ハリー・ポッター』キャスト、クリエイターが故マギー・スミスに弔辞ー”現代の最高俳優のひとり”
- レオナルド・ディカプリオの出演映画12選|代表作『タイタニック』からオスカー受賞作『レヴェナント』まで
- トム・ハンクス、映画『アポロ13』のモデルとなった宇宙飛行士のジム・ラヴェル氏を追悼
- 【追悼】ブリジット・バルドー91歳|フランス映画史を変えた永遠のアイコン、その功績と影響
- ジム・キャリー、セザール賞名誉賞で“替え玉疑惑”浮上 「誰だかわからない」現在の姿にSNS騒然――関係者が正式否定
