『私たちの青い夏』シーズン3が世界2500万人突破 Prime Video歴代5位の視聴記録に

『私たちの青い夏』シーズン3が好調なスタートを切った。Prime Videoによれば、シリーズ最終章となるシーズン3は、7月16日の配信開始から1週間で世界中の視聴者2,500万人を集めたという。この数字は、2023年7月に配信されたシーズン2の同期間に比べて40%の増加に相当し、当時の視聴者数は約1,790万人と見られている。
また、シーズン1の初週視聴者数と比較すると約3倍に達しており、Prime Video史上、歴代「リターン作品」の中で視聴数第5位にランクインした。上位には『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン2・3、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2、『ザ・ボーイズ』シーズン4が並んでおり、いずれも人気シリーズである。なお、一部の初登場作品もこの記録を超えている。
シリーズ原作者であり、共同ショーランナーも務めるジェニー・ハンは、「本作が多くの人に届き、ファン同士の会話が広がり、原作小説が再びベストセラー入りし、SNSでも多くの反応があったのは、私にとって夢のような出来事だ」とコメントしている。「全3冊の原作それぞれに1シーズンずつ対応した作品を制作できたこと、そして視聴者がこの物語を熱心に受け入れてくれたことを誇りに思っている」とも語った。
『私たちの青い夏』のアメリカ国内視聴データは、米メディア視聴者測定会社ニールセンによる集計結果が数週間以内に公表される予定だ。なお、シーズン2の配信期間中には、同シリーズはニールセンの「オリジナル・ストリーミング番組」ランキングで常にトップ10に入っていた。
主人公ベリーを演じるローラ・タンは、シーズン3配信前の米『ハリウッド・レポーター』の取材で、「今回の旅はより成熟したものになっていて、ベリーが成長したと感じられる。彼女の選択にもそれが表れていた」と語っている。「撮影はとても楽しく、完成した映像を見るのもすごく面白かった」とも述べている。
シーズン3は、ジェニー・ハンとサラ・クッサーカが共同ショーランナーを務め、製作総指揮にはカレン・ローゼンフェルト、ホープ・ハートマン、マッズ・ハンセン、そしてWiipのポール・リーが参加。Amazon MGM Studiosとの共同制作で完成した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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