DC新作『クレイフェイス』はボディホラーに?『バットマン』のヴィランを描くホラー映画に豪華キャスト集結

Huluのドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で主演の一人として注目を集めたマックス・ミンゲラが、DCスタジオの新作『クレイフェイス』への出演交渉において最終段階に入っている。
『クレイフェイス』は、『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』のジェームズ・ワトキンスが監督、マイク・フラナガンが脚本を務めるホラー映画。すでにトム・リース・ハリーズとナオミ・アッキーの出演が決定しており、今秋、イギリスで撮影が開始される予定だ。
『クレイフェイス』は、『バットマン』シリーズに登場するヴィランを主役とするボディホラー・スリラー。このキャラクターは姿を自在に変えられる能力を持つ。製作側は本作のトーンをデヴィッド・クローネンバーグ監督作『ザ・フライ』(1986年)を想起させるボディホラー寄りにしたいと述べている。なお、『ザ・フライ』はハエとの融合を描く作品である。
関係者によると『クレイフェイス』の製作予算は約4,000万ドル程度、公開日は現時点で2026年9月11日を予定している。
ストーリーは、ギャングに顔を傷つけられた新進気鋭の俳優(演:ハリーズ)を中心に描かれる。アッキーは俳優が助けを求める怪しげな科学者役、ミンゲラは科学者の交際相手でゴッサム市警察の刑事役を演じる。
ミンゲラは今春に完結したドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で、複雑な心境を抱えるキャラクターのニック・ブレインを演じ、第73回エミー賞ドラマ・シリーズ部門助演男優賞にノミネートされた。最近では、HBOのドラマ『インダストリー』第4シーズンの撮影を終えている。
ミンゲラが監督を務めたエリザベス・モス、ケイト・ハドソン、カイア・ガーバーが出演した心理スリラー映画『Shell』(原題)は2024年トロント国際映画祭(TIFF)で上映された。
※為替レートは2025年8月12日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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