Netflix『Black Rabbit/ブラック・ラビット』予告編解禁|ジュード・ロウ&ジェイソン・ベイトマンが“危うい兄弟”を熱演

ジュード・ロウとジェイソン・ベイトマンが兄弟役を演じるNetflixのリミテッドシリーズ『Black Rabbit/ブラック・ラビット(原題)』の予告編が公開された。本作はニューヨークのナイトライフを舞台に、成功と家族の絆のはざまで揺れる二人の兄弟を描いたスリラーである。
物語の中心は、ブルックリン橋のふもとにあるレストラン兼VIPラウンジ「Black Rabbit(ブラック・ラビット)」を経営する兄ジェイク(演:ジュード・ロウ)である。カリスマ的なオーナーとして人気を集めているが、実際には財政的に苦しい状況にある。そこに長年疎遠だった弟ヴィンス(演:ジェイソン・ベイトマン)が突然戻ってくる。彼は巨額の借金を抱え、危険な人間たちに追われており、その混乱に兄を巻き込んでいく。予告編では、2人が命がけで逃走する姿が緊張感たっぷりに描かれている。
本作を手がけたのは、映画『ドリームプラン』で知られるザック・ベイリンとケイト・サスマンである。彼らは「家族への義務と成功の追求が人をどこまで追い詰めるか」をテーマに、激しくも繊細な人間ドラマを構築している。
ベイトマンは出演理由について「物語には普遍的な共感性がある。舞台はダークで特殊な世界だが、結局は兄弟愛と対照的な生き方の話。誰もが経験したことのある“愛しているのに振り回される関係”を描いている」と語っている。一方ロウは、90年代のニューヨークのレストラン文化から着想を得たと明かし、「華やかな表舞台と裏での葛藤が同居する場を再現したかった」と述べている。
キャストには、トニ・コレット、イーサン・ホーク、クレオパトラ・コールマン、トロイ・コッツァー、アビー・リー、オデッサ・ヤングらが参加している。演出はベイトマンに加え、ローラ・リニーやジャスティン・カーゼルらがそれぞれ2話ずつ担当する。製作総指揮にはベイトマンとロウをはじめ、多数の実力派が名を連ねている。
全8話構成の『Black Rabbit/ブラック・ラビット(原題)』は9月18日にNetflixで配信開始予定。スリルと人間ドラマが交錯するこの物語は、二人の兄弟の「壊れそうで壊れない絆」が、どのような結末を迎えるのかを描く。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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