『ストレンジャー・シングス』最終章、Netflix史上2位の初週視聴数！90地域で1位を獲得し世界的メガヒット
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』最終章が、シリーズ史上もっとも勢いのあるオープニング週を叩き出し、Netflixオリジナル作品としては全体で2番目の大ヒットスタートとなった。
Netflixの最新データによれば、『ストレンジャー・シングス』シーズン5の最初の4話は、11月26日の配信開始から5日間で世界累計5,960万ビューを記録。これは英語作品としては過去最高の初週視聴数であり、2022年11月に『ウェンズデー』シーズン1が記録した5,010万ビューを上回る数字である。また全言語作品を含めても歴代2位のオープニングで、首位は『イカゲーム』シーズン2の6,800万ビューとなっている。
「Vol.1をすでに観てくれたファンの数には、ただただ圧倒されている。まさに夢以上の反響だ」と、「ストレンジャー・シングス」クリエイターのマット＆ロス・ダファー兄弟は声明で語っている。
「シリーズ誕生から気づけば10年。ファンが離れないどころか、いまも着実に広がり続けている姿を見るのは、我々にとっても、キャストにとっても、そしてこの物語を形にしてくれた何千ものアーティストにとっても大きな喜びである。心から感謝したい。そしてVol.2を届けられることに興奮している。まだまだ見せたいものがあるのだ」
最終シーズンとなる『ストレンジャー・シングス』は、Netflixが追跡する93地域のうち90地域で1位を獲得し、残る3地域でもトップ10入りを果たした。初週の視聴数5,960万ビューは、英語シリーズのトップ10に入った他作品すべての合計を上回るという圧倒的な記録である。そのトップ10のうち4作品は『ストレンジャー・シングス』の過去シーズンであり、それらを合計しても視聴数はわずか2,510万ビュー（総視聴時間を各シーズンの再生時間で割った値）にとどまっている。
シーズン5の4エピソードは、世界累計で2億8,420万時間の視聴時間を記録した。これは、2022年5月に7エピソードで配信スタートしたシーズン4のオープニング記録（2億8,690万時間）をわずかに下回る数字である。当時は現在の「視聴数」換算方式が採用されていなかったが、7エピソード合計の再生時間が9時間超であったことから、約3,113万ビューという計算になる。
一方、シーズン5の最初の4エピソードは合計で5時間弱のボリュームに収まっており、視聴者が最初のバッチを見終えるまでの時間的ハードルは大幅に低い。つまりNetflixにとって「1ビュー」を積み上げやすい構成であると言える。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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