『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー』クライマックス間近|制作陣が“衝撃展開”を示唆【ネタバレ注意】
※本記事には『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』のネタバレが含まれます。
いよいよクライマックスへ向かう、HBOシリーズ『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』のクリエイター陣が、シーズン1のクライマックスについて意味深なヒントを残した。
ブラジル・サンパウロで開催されたCCXP(ブラジルコミコン)のイベントに登壇したのは、共同クリエイターのアンディ&バルバラ・ムスキエティ、キャストのクリス・チョーク(ディック・ハロラン役)、ルディ・マンキューソ(ポーリー・ルッソ役)。

次回の第7話について“ひと言”で表すよう求められると、チョークは迷わず「Devastation(壊滅)」と回答。アンディ・ムスキエティも「まさにその言葉だ。死を感じさせるほど衝撃的」と同意した。
バルバラ・ムスキエティはさらに「Heartbreaking(胸が張り裂ける)」と付け加え、会場からは落胆の声が上がった。
視聴者はすでに不穏な展開の気配を感じ始めている。前話では、リリー(演:クララ・スタック)につきまとっていたペリウィンクル・ザ・クラウンの正体が、ペニーワイズの元となる人物ボブ・グレイの娘イングリッド(演:マデリーン・ストウ)だと明らかになった。
ラストでは、黒人退役兵ハンク(演:スティーヴン・ライダー)を狙う人種差別主義者の暴徒がブラックスポットに押し寄せるという、衝撃的なクリフハンガーで幕を閉じた。
さらに、マンキューソ演じるポーリーが親友レロイ(演:ジョヴァン・アデポ)を救うため自らの命をかける展開も話題となった。マンキューソはイベントで「ポーリーは最初から自己犠牲を背負うキャラクターとして描かれていたわけではない。でもあの瞬間だけは、自分の役目を悟ったんだと思う」と語った。

『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー』の舞台は1962年、少年マティ・クレメンツの失踪をきっかけに、町に渦巻く恐怖と憎悪が、徐々に噴き出していく様子を描く。出演はテイラー・ペイジ、ジェームズ・レマー、マチルダ・ローラーほか。
CCXPの終盤には、キャストとクリエイターに「最大の恐怖」を尋ねる質問が投げかけられ、会場は笑いに包まれた。マンキューソは「婚約者カミラ・メンデスが怒っている時」と即答し、バルバラは「ファシスト政権」と回答して大きな拍手を浴びた。
シーズン終盤に向け、クリス・チョークは「ペニーワイズに勝てるのか? 正直わからない」とコメント。物語がどのような結末を迎えるのか、ファンの期待と緊張はさらに高まっている。
『IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。』最終話となる第8話の配信は、2025年12月15日と予定されている。

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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