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【第99回キネマ旬報ベスト・テン】受賞結果一覧|『旅と日々』が作品賞&主演女優賞のW受賞

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第99回キネ旬ベスト・テン表彰式にて
(左から)鈴木唯、黒崎煌代、吉沢亮、シム・ウンギョン、伊東蒼、佐藤二朗 写真:The Hollywood Reporter Japan
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第99回キネマ旬報ベスト・テンの表彰式が2026年2月19日、東京・渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われた。

日本映画作品賞には『旅と日々』が選ばれた。三宅唱監督は『ケイコ目を澄ませて』(2022)、『夜明けのすべて』(2024)に続き3作連続で作品賞というキネマ旬報史上初の快挙。次回作の撮影のため欠席したが、「穏やかなスペシャルなチームでした」とスタッフ、キャストへの感謝のコメントを寄せた。

第99回キネマ旬報ベスト・テン、日本映画作品賞にて3作連続で表彰された三宅唱監督作品『ケイコ目を澄ませて』
『ケイコ目を澄ませて』(2022) 画像:Amazon.co.jp

プライム会員は¥0

第99回キネマ旬報ベスト・テン、日本映画作品賞にて3作連続で表彰された三宅唱監督作品『夜明けのすべて』
『夜明けのすべて』(2024) 画像:Amazon.co.jp

同作で主演女優賞に輝いたシム・ウンギョンは、「監督をはじめスタッフ、俳優の皆さんに支えられ、最後まで迷わずに自分らしくできたと思う」と万感の思いを込めて語った。「この作品を通して学んだのは、一人ではなく一緒だからできることがあるということ。これからも俳優を頑張っていこうと思えるきっかけになった」と満面の笑みを浮かべた。

映画『旅と日々』のシム・ウンギョン、第99回キネ旬ベスト・テン表彰式にて
映画『旅と日々』のシム・ウンギョン 写真:The Hollywood Reporter Japan

主演男優賞は『国宝』の吉沢亮。日本映画監督賞の李相日監督、日本映画脚本賞の奥寺佐渡子らとともに4冠に輝き、「映画を愛する人たちが鋭い視点で選ばれるこの賞にあこがれていた。奥寺佐渡子さん、李相日監督とともにこの場に立てたことが非常にうれしい」と喜びをかみしめた。

第99回キネマ旬報ベスト・テンで、主演男優賞を受賞・表彰式登壇の吉沢亮主演『ババンババンバンバンパイア』
映画『ババンババンバンバンパイア』(2025) 画像:Amazon.co.jp

プライム会員は¥0

受賞対象作には『ババンババンバンバンパイア』も含まれた。「『国宝』の1カ月後くらいの撮影だったので、何で受けちゃったのかなと思ったけれど、『国宝』が大変すぎたので、自由に楽しみながらやらせていただきました」と振り返った。

今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』で助演女優賞に輝いた伊東蒼は、「素敵な映画体験をくださった皆さんに感謝したい。そういうお芝居ができるよう、これからも一生懸命頑張っていきたい」と決意も新た。『爆弾』などで助演男優賞の佐藤二朗は、「『見ている人は見ている』とよく言われますが、この頼りない言葉を日本の俳優で一番信じているのは僕。全ての人にありったけの感謝を申し上げたい」と声を弾ませた。

鈴木唯が第99回キネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞を受賞・表彰式で登壇、映画『ルノワール』
映画『ルノワール』(2025) 画像:Amazon.co.jp

新人女優賞は『ルノワール』の鈴木唯が受賞し、「人生を変えてくれた、宝物の映画。人生始まったばかりで分からないことだらけだけれど、つらい、楽しい経験をしながら立派な俳優になっていきたい」と初々しくコメント。『見はらし世代』などで新人男優賞の黒崎煌代は、「受賞の報を聞いた時は、涙が出るほどうれしかった。この賞に見合う俳優になれるよう、精進してまいります」と力強く語った。

キネマ旬報ベスト・テンは、1924年に創設された日本で最も歴史のある映画賞。映画評論家や映画ジャーナリストなどの編集同人(2025年は延べ141人)による投票で選出される。

映画『ルノワール』鈴木唯、第99回キネ旬ベスト・テン表彰式にて
鈴木唯 写真:The Hollywood Reporter Japan

第99回キネマ旬報ベスト・テン 受賞一覧

  • 日本映画ベスト・テン第1位:『旅と日々』
  • 外国映画ベスト・テン第1位:『ワン・バトル・アフター・アナザー
  • 文化映画ベスト・テン第1位:『よみがえる声』
  • 日本映画監督賞:李相日『国宝』
  • 日本映画脚本賞:奥寺佐渡子『国宝』
  • 外国映画監督賞:ポール・トーマス・アンダーソン『ワン・バトル・アフター・アナザー』
  • 主演女優賞:シム・ウンギョン『旅と日々』
  • 主演男優賞:吉沢亮『国宝』ほか
  • 助演女優賞:伊東蒼『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
  • 助演男優賞:佐藤二朗『爆弾』ほか
  • 新人女優賞:鈴木唯『ルノワール』
  • 新人男優賞:黒崎煌代『見はらし世代』ほか
  • 読者選出日本映画監督賞:李相日『国宝』
  • 読者選出外国映画監督賞:ポール・トーマス・アンダーソン『ワン・バトル・アフター・アナザー』
  • 読者賞:秦早穗子:「シネマ・エッセイ 記憶の影から」
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取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元

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