エリック・デイン:ALSへの理解を高めることにつながった最晩年の功績
最晩年のエリック・デインが残した功績
エリック・デインは間違いなく名俳優として人々に語り継がれる存在であろう。しかし、彼が残した遺産は『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』や『ユーフォリア/EUPHORIA』での演技だけにはとどまらない。
2025年にALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病を明らかにしてからも、エリック・デインは決して表舞台から退かなかった。彼は、自身の俳優としての立場を活用してALSという病気に対する世間の注目を高めたのだ。
ALSの啓発に尽力したデイン
エリック・デインは積極的に「ターゲット・ALS」や「アイ・アム・ALS」を始めとする支援団体と協力し、難病として知られるALSに対する研究の援助を呼びかけた。例えば昨年、彼は「ターゲット・ALS」のキャンペーンに参加し、50万ドル(およそ7800万円)に及ぶ研究への寄付を集めている。また、昨年10月にはワシントンDCに出向き、自ら連邦議会へALS治療の研究資金を充実させる法案の成立を呼びかけた。
そのような尽力が評価された結果、デインは先月「ALSネットワーク」によって「今年最大のの支援者」賞を受賞した。
闘病中にも精力的な活動を展開
また、デインは闘病生活中にも、自身の俳優としての才能を活かしてALSの認知を拡大しようと努めていた。例えば、彼は昨年11月に米NBC制作の医療ドラマ『Brilliant Minds(原題)』で2話にわたってゲスト出演している。
作中でデインは家族にALSであることを明かせずに悩む消防士の役を演じ、そのリアリティは高く評価された。同作のクリエイターを務めたマイケル・グラッシも、デインを始めとするALS患者の経験をありのままに伝えることができたと、米『ハリウッド・リポーター』の取材で振り返っていた。
過酷な闘病生活の中でも精力的に活動したデインの訃報に際し、支援団体などは相次いでメッセージを発信している。そんなデインの遺作は『ユーフォリア/EUPHORIA』シーズン3(4月配信開始)と『Familly Secrets(原題)』(公開未定)の2作となる見込みだ。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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