キリアン・マーフィー自ら映画化を熱望!新作『決断するとき』本編映像が解禁
アカデミー賞受賞俳優キリアン・マーフィー主演の映画『決断するとき』が、3月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開される。このたび、主人公の運命を大きく左右する場面を収めた本編映像が解禁された。
▼『決断するとき』映画化のきっかけはキリアン・マーフィー

本作『決断するとき』は、作家クレア・キーガンのベストセラー小説『ほんのささやかなこと』を原作にした作品。原作に強く惹かれたキリアン・マーフィーが、自ら映画化を望んだことから企画が動き出した。
マーフィーは、原作との出会いについて次のように振り返っている。
「2020年に出版されたときに読み、強い衝撃を受けました。ただ、映画化を考えたのは1年後です。ティム・ミーランツと一緒に取り組む企画を探していた時期で、この本のことがずっと頭から離れなかった。最終的に“この小説はどう?”と提案したのは妻でした。しかも幸運なことに、まだ映画化権が残っていたのです」

監督を務めるのは、テレビドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』でもキリアン・マーフィーとタッグを組んだティム・ミーランツ。さらに『オッペンハイマー』の撮影中、マーフィーがマット・デイモンに脚本を手渡したことをきっかけに、ベン・アフレックも参加し、映画化が本格的に進んだ。
マーフィーは本作で、初めてプロデューサーとしても名を連ねており、「プロデューサーとして最初の1本なので特別な作品でした。“きちんとした視点を持つ作品であること”を何より大切にしました」と思いを語った。
▼映画『決断するとき』物語の転機となる本編映像解禁
今回公開された本編映像は、主人公ビルの運命を決定づける重要な場面だ。
【動画】映画『決断するとき』本編映像
1985年、アイルランドの小さな町。石炭商として家族を養うビルは、地元の修道院にも石炭を納めている。ある日、請求書を届けるため修道院の敷地に足を踏み入れた彼は、思いがけない光景を目撃する。
そこには2人の少女が立っており、そのうちの一人が必死の形相で駆け寄り、「どうか助けてください」と懇願する。しかし突然の出来事に戸惑うビルは、「私には権限がない」と言うしかなく、その場を去ることしかできない。
少女との出会いをきっかけに、ビルは次第に良心の呵責に苦しむことになる。見て見ぬふりを続けるのか、それとも声を上げるのか――。彼の決断が、静かに運命を動かし始める。
▼名優の共演で贈る、社会の沈黙を描く人間ドラマ

映画『決断するとき』は、実在したマグダレン洗濯所の問題を背景に、「知ってしまった個人はどう行動するのか」という問いを投げかける作品だ。
主演のキリアン・マーフィーは、『オッペンハイマー』とは対照的に、言葉を抑えた静かな演技で主人公の内面を表現。沈黙のなかで揺れ動く良心と葛藤を繊細に体現している。
また、修道院長シスター・メアリー役を演じたエミリー・ワトソンは、その抑制された演技が評価され、第74回ベルリン国際映画祭で助演俳優賞を受賞した。
【動画】映画『決断するとき』予告編
映画『決断するとき』は、3月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。
記事/和田 萌

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