サブリナ・カーペンターMVは繋がっている?全作品の時系列と伏線を解説
グラミー賞受賞歴を持つアーティスト、サブリナ・カーペンターのミュージックビデオが、ひとつの“ユニバース”として繋がっているとファンの間で注目を集めている。2024年のヒット曲「Espresso」以降、最新作「House Tour」に至るまで、各作品には共通する小道具や物語の連続性が見え隠れする。本稿では、その繋がりを時系列で整理する。
サブリナ・カーペンターMVの繋がりとは?
俳優としてキャリアをスタートさせたカーペンターは、映像作品において物語性を重視する傾向がある。とりわけ近年のMVでは、単発の演出にとどまらず、複数作品を横断するストーリーラインが構築されている。
また、2023年の「Feather」以降、複数のMVに“男性が命を落とす”という共通モチーフが存在する点も、ファンの間で指摘されている。
「Espresso」から始まる物語
2024年のヒット曲「Espresso」は、この連続性の起点とされる作品だ。レトロなビーチを舞台にした軽やかな映像のラストで、カーペンターは男性のボートを奪い、クレジットカードを盗んだ末に逮捕される。
この“逮捕”が、次作へと繋がっていく。
「Please Please Please」で描かれるその後
「Please Please Please」では、冒頭でカーペンターが刑務所に収監されている様子が描かれる。すぐに保釈されるが、持ち物の中には「Espresso」で着用していたサングラスが確認できる。
本作では、俳優のバリー・コーガンが演じる犯罪者との関係が描かれ、いわゆる“ボニー&クライド”的な構図が展開。最終的にはカーペンターが主導権を握り、彼を拘束してその場に残す。
なお、銀行強盗のシーンでは男性が命を落とす描写があり、このモチーフが継続される。
「Taste」での対立と共闘
続く「Taste」では、口をテープで塞がれたピンクのテディベアが登場し、前作との繋がりを示唆する。
映像では、ジェナ・オルテガ演じる女性と同じ男性を巡って争うが、過激かつコミカルな暴力描写を経て、最終的には“男のために争う価値はない”と共闘に転じる。
本作は映画『永遠に美しく…』を想起させるオマージュも含まれている。なお、チェーンソーによる事故で男性が死亡する。
ドリー・パートン共演版での新展開
再録版「Please Please Please」では、ドリー・パートンが登場。2人はロードトリップに出るが、トラックの荷台には拘束された男性の姿があり、前作との連続性が示される。
警察車両に追われる場面もあるが、直接的な逮捕には至らず、物語は不穏さを残したまま進行する。
「Manchild」で崩れる関係性
「Manchild」は、車から放り出されるカーペンターの姿から始まる。ロードトリップ形式で展開される本作では、“未熟な男性(マンチャイルド)”たちとの出会いと別れが描かれる。
複数の男性が事故や爆発などで命を落とし、このシリーズのモチーフがさらに強調されている。
「Tears」で明かされるメタ構造
「Tears」は交通事故から始まり、カーペンターが森の中の屋敷にたどり着く。そこでは『ロッキー・ホラー・ショー』へのオマージュが展開され、コールマン・ドミンゴが印象的な役で登場する。
終盤では、これまでの“男性が必ず死ぬ”パターンに言及するメタ的なセリフが登場。最終的に、ハイヒールで男性を刺殺するという象徴的な演出が加えられる。
最新作「House Tour」での継承
最新MV「House Tour」では、冒頭で血の付いた白いヒールが登場し、「Tears」との直接的な繋がりが示される。
映像にはマーガレット・クアリーとマデリン・クラインが出演し、ハリウッドの豪邸に侵入する“クリーンアップ・クルー”として活動。映画『ブリングリング』に着想を得た内容となっている。
逃走の際には車で男性をはねるシーンがあり、このシリーズ特有のモチーフも継続されている。
物語はなお継続中であり、次作でどのように展開されるか注目が集まる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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