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ジャン・レノ来日! 作家デビュー作『エマ』日本語版発売イベントでファンにサイン本お渡し 「日本での出版は大きな誇り」

ジャン・レノ来日! 作家デビュー作『エマ』日本語版発売イベントに登場し日本のファンへお渡し会 「日本で出版されることは大きな誇り」
ジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan
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映画『レオン』『ニキータ』『グラン・ブルー』などで知られる世界的俳優ジャン・レノの作家デビュー作『エマ』日本語版が、4月28日(火)よりU-NEXTから刊行される。発売に先がけ、4月27日(月)、東京・紀伊國屋書店新宿本店にて出版記念イベントが開催され、来日中のジャン・レノ本人が登場した。

本作は、フランス出身の主人公エマが中東・オマーンで働くことになり、やがて国際的な問題の渦中へと巻き込まれていくサスペンス大作。ロマンス、アクション、シスターフッドの要素も織り込まれた、ハリウッド映画さながらのエンターテインメント作品となっている。本国フランスでは2024年に出版され、すでにドラマ化も決定。20を超える地域で翻訳刊行されている。

日本のファンと交流するジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan
日本のファンと交流するジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan
日本のファンと交流するジャン・レノ
日本のファンと交流するジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan

ジャン・レノが作家デビュー! 主人公エマは「完全に生み出した人物」

囲み取材で、主人公エマにモデルとなった人物がいるのかを問われたジャン・レノは、「いいえ、まったくいません。彼女は私の頭の中で、私自身が完全に生み出した人物です」と回答。

一方で、着想の出発点については「マッサージ師との出会いから始まった部分はあります」と明かしつつ、「エマという人物そのものは完全に創作です」と説明した。

さらに、物語の核について「エマが人生の中で動いていく理由は、愛です。そこはとても大事なポイントです」と強調した。

日本語版刊行に「大きなチャンスであり、名誉」

本作はフランスで2024年に出版され、今回、待望の日本語版が刊行される。日本での出版について、ジャン・レノは「とても誇らしく思っています」とコメント。

「日本語に翻訳されるとはまったく予想していませんでした。私にとって日本はとても好きな国なので、この国で本が出版されることは大きな名誉であり、すばらしいチャンスです」とよろこびを語った。

また、同日行われたサイン本お渡し会で日本のファンと交流した感想を聞かれると、「とても感動しました」としみじみ語った。

「涙ぐんで震えている若い女性がいて、とても心を打たれました。自分が若い頃、大好きだった歌手に会った時のことを思い出しました。私も当時、緊張して、興奮して、同じような状態だったのです」

ジャン・レノ
ジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan

コロナ禍で気づいた「人は仕事だけではない」

俳優として世界的に知られるジャン・レノが、なぜ小説という表現方法に向かったのか。その理由について、彼はまず「俳優の仕事は体だけではありません。脳で考え、それが体に現れるものです」と語った。

小説を書くきっかけは、コロナ禍だったという。「南フランスで家族と過ごしていた時期がありました。家には10人ほどが集まっていて、その時間の中で、人は自分が日々している仕事だけで成り立っているわけではないと気づきました」

俳優であることだけが、自分のすべてではない。庭仕事をすること、船に乗ること、家族と過ごすこと。そうした日常の中にも、自分という存在を形づくるものがある。

「誰でも、自分の中を探っていけば、普段の仕事とは違うことができるはずです。執筆の世界に入るのは難しいことです。偉大な作家がたくさんいる中で、自分も紙とペンを取って書き始めるのは、少し恥ずかしさもあります。でも、やるべきなのです」

『エマ』の根底にあるのは「出会い」と「愛」

『エマ』についてジャン・レノは、「出会いと愛を軸にしたロマンスを書きたかった」と語る。主人公エマは、特別な能力を持つ女性として描かれるが、その出発点にあるのは、あくまで人との出会いと愛だという。

「彼女は少し特別な女性です。ただ、物語の土台にあるのは、出会いと愛です。その愛が彼女の人生を動かし、中東への旅へと導いていきます」

また、物語を思い描く過程については、「私の中では、映像が映画のように浮かんでくるのです」と説明。長年スクリーンの世界で生きてきたジャン・レノらしい創作のあり方を明かした。

ジャン・レノ
ジャン・レノ 写真:The Hollywood Reporter Japan

来日中の思い出は「東京のレストラン」

ジャン・レノは現在、自伝的内容を舞台化したソロパフォーマンス『らくだ』のために来日中。同作は5月10日(日)より東京芸術劇場を皮切りに全国で上演される。現在も、意識は5月10日に初日を迎える舞台『らくだ』に向いているという。

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「今は『らくだ』に集中しています。ただ、レストランには行きました。東京は本当に食事が美味しいので、それはすばらしいことです」

日本に感じる「内なる平和」

ジャン・レノにとって、今回の来日はおよそ3〜4年ぶり。前回はチャリティーガラのために日本を訪れたという。久々に訪れた日本の印象について、彼は「変わっていないと思います」と語った。

「日本に来ると、私は幸せな気持ちになります。内なる平和のようなものが自分の中に広がるのです。静けさがあり、生きていることに安心できるような空気があります。日本にいると、私は幸せです」

帰国前に日本でやっておきたいことを問われると、「できることなら家族を呼びたいです。そして、私が日本で感じているこの感覚を、家族にも感じてほしい」と語った。

翻訳は平岡敦、カバーイラストは雪下まゆ

『エマ』日本語版の翻訳は、モーリス・ルブラン『アルセーヌ・ルパン』シリーズの翻訳などで知られる平岡敦が担当。カバーイラストは、『同志少女よ、敵を撃て』『傲慢と善良』などの装画を手がけた雪下まゆが描き下ろした。

俳優として世界中の観客を魅了してきたジャン・レノが、新たに作家として生み出した『エマ』。その物語は、スクリーンの外でもなお、彼の想像力が鮮やかに広がり続けていることを示している。

作品情報

世界的名優ジャン・レノ衝撃のデビュー小説『エマ』

小説『エマ』
小説『エマ』

舞台 JEAN RENO SOLO PERFORMANCE『らくだ』

『らくだ』ポスター
『らくだ』ポスター

【出演】ジャン・レノ

【作】ジャン・レノ 【演出】 ラディスラス・ショラー

【東京公演】 2026年5月10日(日)~24日(日) 東京芸術劇場 シアターウエストほか、富山・兵庫・静岡・宮城・石川・高知・福岡・山口・京都・愛知・岡山での全国公演あり

詳細はこちら→ https://www.jeanreno-rakuda.jp

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