レイチェル・ゼグラー主演『エビータ』2027年ブロードウェイ上演決定 ロンドン版を再構築
レイチェル・ゼグラー主演のミュージカル『エビータ』が、2027年春にブロードウェイで上演されることが決定した。ロンドン・ウエストエンドで高い評価を得たプロダクションが、演出を再構築し、ニューヨークの観客に向けて届けられる。
レイチェル・ゼグラーが再びエバ・ペロン役に
本作は、演出家ジェイミー・ロイドが手がけたロンドン公演の成功を受け、ブロードウェイへの進出が決定したもの。会場となるシューベルト劇場群(または シューベルト・オーガニゼーションの劇場)は後日発表される予定で、追加キャストは現時点で明らかになっていない。
ゼグラーは、アルゼンチンの元大統領夫人エバ・ペロンを演じる。1978年にロンドンで初演されたアンドリュー・ロイド=ウェバーとティム・ライスによる同名ミュージカルをベースにした本作は、ロックオペラとしての要素を残しつつ、コンサート的な演出へと再構築。現代的でダイナミックな振付とともに、舞台上を縦横に動き回る演出が特徴となっている。
ロンドン版の名シーンは再演出へ
ロンドン公演では、劇場のバルコニーからゼグラーが「アルゼンチンよ、泣かないで」を歌い上げ、劇場外に集まった観客に向けて披露する大胆な演出が話題を呼んだ。しかし、ニューヨーク公演では安全面などの理由から同様の演出は実施されない見込みだ。
ロイドは、このシーンについて「ブロードウェイに向けた新たなアイデアを模索している」とコメント。ロンドン版の成功に触れつつ、ゼグラーのパフォーマンスを「刺激を与え続ける存在」と評価し、新たな形での再創造に意欲を見せている。
トニー賞受賞作の再解釈に注目
『エビータ』は1979年に初めてブロードウェイで上演され、パティ・ルポーン主演版がトニー賞7部門を受賞。その後も2012年に再演され、映画版ではマドンナが主演を務めたことでも知られる。
ゼグラーは2024年から2025年にかけて舞台『ロミオ+ジュリエット』に出演し、ブロードウェイでの経験を積んできた。さらに本作のロンドン公演でオリヴィエ賞を受賞しており、今回のブロードウェイ版でも大きな注目を集めそうだ。
また、作曲のアンドリュー・ロイド=ウェバーも今回の上演に期待を寄せ、「新たな形で再解釈された作品をアメリカの観客に届けられることを楽しみにしている」とコメントしている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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