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【メットガラ2026】ブロードウェイのプロデューサー、ジョーダン・ロスの“生きる彫像”ルック舞台裏──完成まで4時間超

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【メットガラ2026】ブロードウェイのプロデューサー、ジョーダン・ロスの“生きる彫像”ルック舞台裏──完成まで4時間超
ジョーダン・ロス 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue
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ブロードウェイのプロデューサーでパフォーマーとしても知られるジョーダン・ロスが、2026年のメットガラでひときわ異彩を放った。背後から人型の彫刻に抱きかかえられるような特注ルックで登場し、今年のテーマを独自の解釈で表現。制作の背景やレッドカーペットでの舞台裏を語っている。

ジョーダン・ロス、絵画に着想を得たメットガラ2026の衣装

8度目のメットガラ出席となったジョーダン・ロスは、ロンドンを拠点とするデザイナー、ロバート・ウンによる特注ルックを披露した。

グレーのベルベットを基調にした衣装の最大の特徴は、背後からロスを抱きかかえるように配置された大きな彫刻の存在だ。まるで自身がひとつの彫像になったかのような視覚効果で、会場の注目を集めた。

ロスによれば、着想源のひとつとなったのは、メトロポリタン美術館所蔵のジャン=レオン・ジェロームによる絵画『ピグマリオンとガラテア』。彫刻家が自ら生み出した像に口づけし、その像が命を得る瞬間を描いた作品である。

ロスは、「今年の展覧会とメットガラのテーマを知ったとき、古典彫刻における人物同士の関係性を掘り下げたいと思った」と説明している。

完成まで4時間超、最大の難関は“彫刻の位置”

2026年のメット・ガラに向けて準備を進めているジョーダン・ロス
2026年のメット・ガラに向けて準備を進めているジョーダン・ロス 写真:Sam Lee

当日のヘアメイクには約4時間、衣装の着付けにはさらに45分を要した。数日前にはリハーサルも行い、衣装が実際に機能するか細かく確認したという。

最も調整に時間がかかったのは、背負う彫刻のポジションだった。

ロスは、「彫刻こそが中心的な要素だった。自分の身体との距離感、腕の角度、手の動きまで、何度も試行錯誤を重ねた」と振り返る。

さらに、移動中もその彫刻を腰で支えながらバランスを取る必要があり、会場入りまで気を抜けない状態だったという。

会場内では“第2の彫刻”に衣装チェンジ

レッドカーペットで披露した大型の彫刻は、会場内では取り外された。

ディナーでは別バージョンとして、胸元に両腕だけを配した新たな彫刻パーツを装着。ロスはこれを“大きな彫刻ネックレス”と表現している。

なお、イヤリングには彫刻と同色に加工した釘を用い、細部まで世界観を統一した。

彫刻に合わせてフロック加工を施した、釘で作られたイヤリングをつけるジョーダン・ロス
彫刻に合わせてフロック加工を施した、釘で作られたイヤリングをつけるジョーダン・ロス 写真:Sam Lee

メットガラでの交流も話題に

レッドカーペットでは思わぬハプニングもあった。ロスによれば、背後の彫刻が不意に俳優ヒュー・ジャックマンの目元に触れてしまう場面があったという。

印象的な交流として名前を挙げたのは、ケイティ・ペリー、ハイディ・クルム、グウェンドリン・クリスティ。

ケイティ・ペリーとは、鏡のようなマスクを外して初めて本人だと気づいたという。さらにカクテルパーティーでは、ハイディ・クルムと“彫像同士”の会話を楽しんだものの、その場では誰なのか分からず、後に写真を見て知ったと明かした。

ディナーでは、『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られるグウェンドリン・クリスティと同席し、「最高のテーブルメートだった」と語っている。

ロバート・ウン・クチュールによる、ジョーダン・ロスの2026年メット・ガラの特注ルック
ロバート・ウン・クチュールによる、ジョーダン・ロスの2026年メット・ガラの特注ルック 写真:Courtesy of Robert Wun
背後から撮影した衣装
背後から撮影した衣装 写真:Jamie McCarthy/Getty Images
リッチー・ジャクソンとジョーダン・ロス
リッチー・ジャクソンとジョーダン・ロス 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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