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エド・シーラン、15年所属したワーナー・ミュージックを離れる――原点回帰の「新たなスタート」を宣言

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エド・シーラン、15年所属したワーナー・ミュージックを離れる
エド・シーラン 写真:THEO WARGO/GETTY IMAGES
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エド・シーランが、15年間所属したワーナー・ミュージックを離れることが明らかになった。これまで8枚のスタジオアルバムを発表してきたシーランは、自身のニュースレターを通じてファンに報告。ワーナー・ミュージックも英音楽業界誌『ミュージック・ウィーク』に声明を出し、この事実を認めている。

シーランは、「レコード会社に不満を感じて去るという話ではない」と説明している。「10代の頃にこの会社でキャリアをスタートさせた少年は、今では2児の父親となり、仕事の進め方に変化と転換が必要だと感じている。ただそれだけのことだ」とシーランは綴った。

2011年のデビューアルバム『+(プラス)』以降、シーランは推定2億枚以上のアルバムセールスを記録してきた。代表曲「Shape of You」(2017年)はSpotifyで約50億回再生されており、音楽史上でも屈指のストリーミング数を誇っている。

世界有数の人気アーティストとして活躍してきたシーランは、あらゆる面でワーナー最大級の看板アーティストだった。2017年発売の『÷(ディバイド)』は、ストリーミング時代を代表する大ヒットアルバムの一つで、アルバム換算ユニットは約4,000万に達したとされる。

また、最近ではディズニーの『ズートピア2』に声優として出演するなど、活躍の幅をさらに広げている。

一方で、近年の作品は過去作ほどの大ヒットには至っていない。アメリカでは4作連続で全米アルバムチャート1位を獲得しているが、2025年リリースの最新作『PLAY』は最高5位にとどまった。それでもなお、シーランは世界各地でスタジアムツアーを続けている。

シーランはイギリスでワーナー傘下のアサイラム・レコードと契約し、アメリカではワーナー系列のアトランティック・レコードから作品をリリースしてきた。初期作品の権利はワーナーが保有しているが、近年の作品については、シーラン自身が設立した「ジンジャーブレッド・マン・レコーズ」が権利を持ち、ワーナーにライセンス供与する形を取っている。

なお、シーランのワーナー時代の楽曲の権利については、今後も「継続的なパートナーシップ」のもとでワーナーが保持する見込みだ。ワーナーの声明によれば、ライセンス音源は今後も長期契約の一環として扱われるという。

また、長年シーランと仕事をしてきた幹部の多くはすでにワーナーを離れている。ワーナー・レコード元CEOのマックス・ルサダや、アトランティック・ミュージック・グループ元CEOのジュリー・グリーンウォルドはそれぞれ退社し、ソニー・ミュージック傘下で新レーベル「26.2」を立ち上げた。

一方、現在ユニバーサル・ミュージックがシーランとの契約を噂されているが、正確な情報は明らかになっていない。

以下、シーランの声明を抄訳してお届けする。

18歳の頃、ノッティングヒルでのライブでアサイラム・レコードのエド・ハワードに出会った。翌日に彼の仕事を知り、そこからすべてが始まった。当時アサイラムを率いていたベン・クックとともに、彼は小さなライブにも足を運んでくれた。本当に彼らのことが大好きだったから、契約の話をもらった時は迷わずサインした。

この15年間、この会社からたくさんの音楽を発表し、大きな成功も経験してきた。10代の頃と比べると、今の人生はまったく違うものになった。そして長い間、「仕事のやり方を変えなければならない」という感覚を抱えていた。

自分の本質は、パブでギターを弾くシンガーソングライターだ。それがいつの間にか、スタジアムでライブをするポップスターになっていた。15年かけてそこに辿り着けたことは本当にすばらしいけれど、同時に頭の中で整理するのが難しかった。

だから先月、アサイラム/ワーナーを離れる決断をした。この会社を去るにあたり、共に成し遂げてきたすべてに対して、心から愛と感謝を感じている。だから、レコード会社に不満を感じて去るという話ではない。

エド・ハワードへの愛は永遠に変わらない。アサイラムへの愛も同じだ。過去15年間、世界中で僕のプロジェクトに携わってくれたワーナーのすべてのスタッフに感謝したい。次の15年がどんなものになるのか、今から楽しみで仕方がない。みんなにたくさんの愛を込めて。

シーランは先日、Instagramに髪を刈り上げにした自身の写真を投稿し、「新たなスタートを切るという意味を込めて、髪を刈りたかったんだ。今は人生で多くの新しいスタートがある時期。かなり気に入ってるから、このままにしておこうと思う」と説明していた。

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