パリス・ジャクソン、マイケル・ジャクソンの娘としての重圧を語る 婚約解消、薬物との関係、母との再会も告白
マイケル・ジャクソンの娘でミュージシャンとして活動するパリス・ジャクソンが、婚約を解消した理由について率直に語った。さらに、父マイケル・ジャクソンと過ごしたネバーランドでの幼少期、母デビー・ロウとの関係、過去の薬物使用、そして「マイケル・ジャクソンの娘」として向けられる期待についても明かしている。米『ジャスト・ジャレッド』が報じている。
パリスは、アレックス・クーパーがホストを務めるポッドキャスト「コール・ハー・ダディ(原題:Call Her Daddy)」に出演。自身の人生を振り返りながら、家族との関係や恋愛、依存との向き合い方、音楽活動における自身のスタンスについて語った。
マイケル・ジャクソンの娘パリス、ネバーランドで過ごした幼少期
父マイケル・ジャクソンが所有していたネバーランドについて、パリスは「そこで育ったわけではない」と説明。幼少期の最初の数年間を過ごした場所で、当時はホームスクールを受けていたという。
学校での勉強を終え、家事などのやるべきことを済ませれば、週末に動物を見たり、乗り物に乗ったり、映画を観たりすることが許されていたと振り返った。
ただし、ネバーランドにあったアトラクションは、子どもたち自身のためのものではなかったという。
「そこにあるものは私たちのものではない」と教えられており、恵まれない子どもたちや、病気のためディズニーランドに行くことができない子どもたちのための施設だと説明されていたそうだ。
その後、家族で同じ場所に1年以上住まない時期もあり、ホテルを転々とする生活を送っていたという。それでも「良い子にしていれば週末に遊びに行ける」というルールは、場所が変わっても変わらなかった。
テレビや映画を自由に観ることも許されず、勉強の一環として音を消して鑑賞するか、週末にやるべきことを終えた場合に限って観ることができたという。
母デビー・ロウとの関係「15歳でつながった」
母デビー・ロウとの関係については、10~11歳ごろに母親について尋ねたことを覚えているとパリス。
母の名前を教えられ、その時点では納得していたという。その後、15歳ごろに母とつながり、10代後半にかけて関係を深めていった。
初めて母親と会った時のことについては、「母」と呼ぶことにためらいはなかったようだ。
母が祖母とリビングにいるところに降りていき、「やあ、ママ」と声をかけ、母から「こんにちは」と返されたという。その後、2人で外出して一緒に時間を過ごしたと振り返った。
パリスは、人間関係において「期待を持たないこと」の大切さにも言及。最初から相手に期待を抱いてしまうと、失望や不満、苛立ち、さらには恨みにつながることがある一方、期待を手放すことで、関係が自然に育つ余地が生まれると語った。
過去の薬物使用にも言及「違う感覚になりたかった」
過去の薬物使用についても、パリスは自身の経験を率直に告白した。
薬物に手を伸ばすようになったのは中学2~3年生ごろだったとしながらも、「自分の外側に何かを求める」感覚自体は、もっと幼い7~9歳ごろからあったと振り返った。
人や食べ物など、何かを通じて自分自身の感情を管理しようとしていたといい、「助けてくれる何かが必要だ」と感じていたという。
薬物を使用していた時は、「違う感覚になりたかった」と説明。自分の思考や感情をコントロールし、管理するために別のものに頼っていたと明かした。
使用していない時には「落ち着かず、いら立ち、不満を感じていた」と振り返り、依存的な傾向を抱える人にとって、ただやめるだけではなく、別の方法を見つけることが重要だったとの考えも示した。
パリスは過去にも薬物乱用について語っており、THR Japanは2025年11月、過去の薬物乱用によって鼻中隔穿孔という後遺症を負ったことや、6年間の断薬経験を告白したことを報じている。
婚約解消は「幸せになるために必要な選択」
今回、特に注目を集めているのが、婚約解消についての発言だ。
パリスは昨年夏に婚約を解消したことについて、決断には「幸せになるために必要な選択だった」と語った。
婚約を解消するまでには迷いもあったという。
「もう少し頑張れば、いつか良くなるかもしれない」という思いが何度も頭をよぎり、関係を終わらせようとしたことがあっても、決断を先延ばしにしていたと明かした。
しかし、心理士やコーチ、友人など周囲の人々に相談しながら、自分自身に問いかけ続けたという。
そこでたどり着いたのが、「相手が良い人であること」と「自分にとって人生を共にする相手であること」は同じではない、という答えだった。
「誰かが良い人だからといって、その人が私の相手だとは限らない」
パリスはそうした考えに至ったことで、関係を終わらせる決断をしたと説明。自分にとって重要なニーズが満たされていないのであれば、相手が誠実な人であることだけを理由に関係を続ける必要はないと語った。
また、今回が自身にとって2度目の婚約解消だったことにも触れている。
「マイケル・ジャクソンの娘」としての期待にどう向き合う?
マイケル・ジャクソンの娘として、音楽活動に対して周囲からさまざまな期待を向けられることについても言及した。
パリスは「比較は喜びを奪うもの」とし、自分がどんな音楽を作るかについては、あくまで「自分が心地よいと感じるもの」を基準にしていると説明。
好きな音の組み合わせや歌い方、ギターの音色など、自分自身が「好きだ」と感じるものを取り入れているという。
そのため、「このジャンルをやるべき」「こういう方向に進むべき」といった周囲の期待に合わせるつもりはないようだ。
特に、父マイケル・ジャクソンとの比較については、ユーモアを交えながら自身の考えを披露。
自身がグランジやロックのステージに立ち、マイクに向かって叫んでいる時に、「なぜステージでムーンウォークをしないの?」と言われても、それは「違うショー」なのだと語った。
パリスは現在、父とは異なる自身の音楽性を追求している。
なお、マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』をめぐっては、パリス自身が作品への関与を否定したことをTHR Japanが以前報じている。初稿の脚本に意見を伝えたものの、その内容が反映されなかったため距離を置いたと本人が説明していた。
同作は2026年6月12日に日本公開され、マイケル役には実の甥ジャファー・ジャクソンが起用された。
パリスは、父の娘として期待される「何者か」になるのではなく、自分自身が選んだ音楽や生き方を追求していく姿勢を改めて示した。
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