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スーザン・サランドン、パレスチナ支持で仕事を失う現状を告白 「今でも私を雇わないよう伝えているエージェンシーがある」

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スーザン・サランドン、パレスチナ支持で仕事を失う現状を告白 「今でも私を雇わないよう伝えているエージェンシーがある」
スーザン・サランドン 写真:Pablo Cuadra/Getty Images
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スーザン・サランドンが、パレスチナ支持をめぐる自身の発言によって、現在も映画の出演機会を失っていると明かした。2026年9月6日(現地時間)、第83回ヴェネツィア国際映画祭で会見に臨み、ハリウッドでは自身を起用しないよう人々に伝えているエージェンシーがあると語った。

スーザン・サランドン、パレスチナ支持で「映画の仕事を奪われた」

『エコー・チェンバー(原題:The Echo Chamber)』でヴェネツィア国際映画祭に参加したスーザン・サランドンは、ガザ情勢をめぐるハリウッドの空気が変化したと思うかと問われ、「物語は完全に変わった」と回答。「今では多くのことを人々が認識している」と語った。

一方で、映画業界の権力構造については変化を感じていないという。

「最近も映画の仕事を奪われています。今でも、私を雇わないよう人々に伝えているエージェンシーがあるからです」

サランドンはそのうえで、ハリウッドの外では自身が歓迎されていると説明。特に大手スタジオでは、自分だけでなく、イスラエルをめぐる立場を理由に起用が難しくなっている人もいると語った。

サランドンが出演する『エコー・チェンバー』は、イタリアのアンドレア・パッラオーロ監督が手がけた作品。サランドンは、自身を起用することについて業界から警告を受けていたというパッラオーロ監督に感謝を示した。

「だから、アンドレアには感謝しています。彼は警告に耳を貸さなかった」

さらにサランドンは、パレスチナやガザ情勢に対する一般の人々の認識には変化があるとしながらも、映画業界には自身に対して強い姿勢を崩していない人々がいると指摘。「私は家族を見つけた。自分の仲間を見つけた。だから大丈夫」と語ると、会場から拍手が起こった。

2023年の発言でUTAとの契約を打ち切られる

サランドンは2023年11月、ニューヨークのユニオン・スクエアで行われた親パレスチナ集会に参加した際の発言をめぐり、大きな批判を浴びた。

当時、反ユダヤ主義の高まりについて言及する中で、米国のユダヤ系住民が「この国でイスラム教徒であることがどのようなものか、味わっている」といった趣旨の発言をしていた。

その数日後、2014年からサランドンの代理人を務めていたUnited Talent Agency(UTA)が契約を打ち切った。サランドンは同年12月、自身の発言について謝罪し、「ひどい間違いだった」と説明。ユダヤ人が長い歴史の中で迫害や宗教的暴力にさらされてきた事実を軽視する表現になったことを認め、「この現実を矮小化し、人々を傷つけたことを深く後悔している」と謝罪していた。

それから約3年が経った現在も、サランドンは自身の政治的立場がキャリアに影響を及ぼしていると主張している。

『エコー・チェンバー』でヴェネチア国際映画祭に参加

サランドンが今回の映画祭で出演する『エコー・チェンバー』は、アンドレア・パッラオーロ監督によるイタリア・ベルギー合作映画。サランドンのほか、アリシア・ヴィキャンデル、ルカ・マリネッリが出演し、ベルナルド・ベルトルッチが遺した最後の脚本をもとに製作された。第83回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。

サランドンは本作で、音楽活動から離れていた歌手を演じる『ロッキー・ホラー・ショー』で映画デビューを果たしてから51年を迎えるなか、今回の役ではオリジナル楽曲も披露している。

映画祭での上映後、サランドンの演技について米『ハリウッド・リポーター』の映画評論家シェリ・リンデンは、彼女の歌声が「抑制の効いた内省と切望」を感じさせると評価。ルカ・マリネッリとの共演シーンについても、2人の俳優が繊細な表情や視線、身体の動きによってキャラクターの人生を表現していると評している。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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