アカデミー賞の会長ジャネット・ヤン氏がポッドキャスト『Awards Chatter』に登場 “ウィル・スミス平手打ち事件”も話題に
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米THRのポッドキャスト『Awards Chatter』に、映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の会長ジャネット・ヤン氏が出演した。ヤン氏は、昨年アジア系として史上初めて会長に就任(女性としては4人目)。過去には、俳優のグレゴリー・ペックも会長を務めた。
これまでの人生やキャリアについて振り返ったヤン氏。中国人の両親の元に生まれ、1980年代はハリウッドと中国の映画業界をつなぐ架け橋として活躍した。スピルバーグ監督の『太陽の帝国』では調整係を務め、90年代以降は『ジョイ・ラック・クラブ』、『ラリー・フリント』、『フェイフェイと月の冒険』をプロデュースした。
2016年のアカデミー賞のアジア人に対する差別的なジョークがきっかけとなり、団体(2002年に入会)の中で存在感を示していく決意をしたという。結果、2022年に現職に任命されるに至った。
ポッドキャストのトピックは多岐にわたる。アカデミー団体の人種意識にまつわる批判をはじめ、ゼレンスキー大統領の授賞式への出演依頼を拒否、ウィル・スミスに名前が刻まれた受賞記念のネームプレートを授与すべきか、など数々の“デリケートな問題”についても語った。
オリジナル記事はこちら。(※ポッドキャストは以下より視聴可能)翻訳/和田 萌
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