ウィリアム皇太子とヘンリー王子、深い亀裂は「冷戦」状態に 英国帰国でも埋まらぬ兄弟の溝
ウィリアム皇太子とヘンリー王子の長年にわたる確執が、新たな局面を迎えている。米『ピープル』誌の取材によれば、かつての「激しい戦い」は現在、「非常に、非常に冷たい冷戦」へと変化したという。
▼ウィリアム皇太子とヘンリー王子、兄弟の溝は「冷戦」へ

そう語るのは王室歴史学者のアマンダ・フォアマン。「今の状態は、熱い戦いから、非常に、非常に冷たい冷戦へと変わりました」と説明し、「冷戦の状況であっても、オリンピックには顔を出さなければならないのです」と語った。
ヘンリー王子とチャールズ国王の間では、関係改善に向けた動きが見られる。今年7月には国王がヘンリー王子、メーガン妃、孫のアーチー王子、リリベット王女と再会。8月の一家の英国帰国後も、国王とヘンリー王子は少なくとも一度会話を交わしたとされる。

しかし、父子の関係に変化が生じても、兄弟間には直接的な接触がないという。2020年の王室離脱後、ヘンリー王子が回顧録やNetflixのドキュメンタリーで王室批判を繰り返したことがきっかけとなり、兄弟の関係には深い亀裂が入った。
「彼らにとっては非常につらい出来事でしたし、ウィリアムが慎重になっていることを私は責めません」と宮殿関係者は明かす。別の関係者も「和解に至るとしても、少しずつ関係を築いていくことになるでしょう。裏切られたという思いはあまりに深いのです」と語っている。
▼英国帰国でも変わらない距離感

ヘンリー王子一家の英国帰国は、兄弟の距離を物理的には縮めた。しかし、ウィリアム皇太子とキャサリン妃は「反射的な反応」を避け、状況を静観しているという。「皇太子夫妻は今後の動向を静観しています。公に何かを語る必要性は感じていません」と、関係者は『ピープル』誌に話している。
一方、ウィリアム皇太子夫妻の家庭では、この秋、大きな変化が訪れている。キャサリン妃は療養を経て公務への復帰を進めるなか、長男ジョージ王子は9月からイートン校の全寮制での生活を開始した。
【画像】名門イートン校での初日を迎えたジョージ王子
そこへヘンリー王子一家が英国で新生活を始めたことで、これまで遠く離れた場所にあった未解決の家族問題が、再び身近なものとなった。王室作家のラッセル・マイヤーズは「今後、ヘンリー夫妻やその家族とどのように接していくべきかというプレッシャーは生じるでしょう」と指摘した。
父と息子の関係にはわずかな変化が見える一方、兄弟の間には依然として深い溝が横たわる。ヘンリー王子一家の英国帰国は、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の関係を修復するきっかけとなるのか。それとも、距離が近づいたことで「冷戦」の存在をより鮮明にすることになるのか。今後の動向が注目される。
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