「ジプシー・ローズ事件」犯人のパートナー、ケン・アーカー氏が34歳で死去――死因は不明
ドキュメンタリーシリーズ『代理ミュンヒハウゼン症候群:ジプシー・ローズ事件』(2024年)などで知られるジプシー・ローズ・ブランチャードのパートナーであるケン・アーカー氏が、現地時間10月1日(木)に34歳で死去した。同日はアーカー氏の誕生日でもあった。
ラフォーシュ郡保安官事務所によれば、アーカー氏は自宅で死亡しているところを発見された。死因は明らかになっておらず、引き続き捜査が進められている。
「ジプシー・ローズ事件」の経緯、アーカー氏との出会いから交際まで
ブランチャードは、母親のクローディン・ブランチャードから長年にわたって虐待を受けていたが、当時の恋人に母親の殺害を依頼。この殺人事件に関与したとして、2016年に第2級殺人罪で有罪判決を受けた。
2017年、服役中だったブランチャードにアーカー氏が手紙を書き始めたことがきっかけで、2人は出会った。手紙や電話を通じて親交を深めた2人は、2018年に刑務所で面会し、アーカー氏がブランチャードにプロポーズ。しかし、翌2019年に破局した。
ブランチャードは2022年、服役中にライアン・アンダーソン氏と結婚し、2023年に刑期を終えて出所したものの、2024年に別居に至った。紆余曲折を経て、その後間もなくブランチャードとアーカー氏は復縁。2024年12月には娘が誕生した。
アーカー氏は、ブランチャードとともにリアリティ番組『ジプシー・ローズ:刑務所出所後の生活(原題:Gypsy Rose: Life After Lock Up)』(2024年)にも出演した。同番組は、服役を終えたブランチャードが、友人や家族との関係を取り戻し、新たな生活を築いていく姿を追っている。
アーカー氏は同番組のシーズン1で、ブランチャードと知り合った当時のことを振り返っている。
「最初に手紙を書いた時、恋人を探していたわけではなかった。僕は当時24歳だったが、自分が何を考えていたのか、うまく説明できない。ただ、『外の世界にはあなたを支えている人がいる』と伝えたかった。でも、彼女のもとには同じような手紙が何百通も届いていたはずだから、なぜ返事をくれたのかは分からない。それでも、返事をもらえて本当にうれしかった」
2人で子育てに奔走――「ケンはすばらしい父親」
ブランチャードは以前、米『People』誌に対し、子育てについて次のように語っていた。
「心が温まる瞬間の連続です。私たち2人にとって、何もかもが初めての経験です。ケンと出会った頃、彼はまだ若かったので、子育てを通じて成長し、彼も大人になっています。その姿を見られると、とても愛おしく、胸がいっぱいになります」
アーカー氏が亡くなった時点で、まだブランチャードと交際を続けていたかどうかは明らかになっていない。ブランチャードはアーカー氏が亡くなった日の深夜、米『People』誌に次のような声明を寄せた。
「ケンはすばらしい父親であり、多くの人に深く愛されていました。彼は、これからもずっと私の魂の伴侶であり、運命の赤い糸で結ばれた人です。時間も距離も、そして死でさえも、私たちの絆を断ち切ることはできません。何より、ケンは娘のオーロラを心から愛していました。娘は彼の変わらない魂を映し出す美しい存在です。娘を通して、彼の一部はいつまでも私たちとともにあります。
この喪失の大きさを言い表すことはできません。彼は多くの人に惜しまれ、永遠に愛され、決して忘れ去られることはないでしょう」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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