Rakuten TV、FASTビジネスの海外展開を発表 日本市場では「Rチャンネル」と連携へ
欧州市場を席巻する動画配信プラットフォーム「Rakuten TV」が、世界規模の事業拡大へ舵を切った。スペイン・バルセロナを拠点とする同社は、今年末までにアメリカ、中東、そして日本へサービスを立ち上げると発表した。
▼Rakuten TVが日本や世界市場で見せる独自戦略
欧州で120以上の自社チャンネルを展開する同社だが、今回のグローバル展開は単なる既存モデルの複製ではない。各地域の特性や視聴ニーズに合わせた最適化戦略が徹底されている。
日本での展開においては、親会社である楽天グループが技術統合を全面的に担う。自社プラットフォーム「Rチャンネル」へFAST(無料広告型ストリーミング)コンテンツを供給する体制を構築する方針だ。
激戦区となる米国市場では「Rakuten TV コメディ」や「Rakuten TV アクション」など独自の映画チャンネルを開設予定だ。セドリック・デュフールCEOは「市場内の既存チャンネルとラインナップが重ならない編成を行う」と語り、差別化への自信をのぞかせた。まずは、TCLが運営するストリーミングサービス「TCLtv+」アプリを皮切りに、順次展開を広げていく。
中東ではUAEやサウジアラビアを対象に、年内2チャンネルの開設を計画中だ。TCLやLGのプラットフォームを通じた配信に加え、地域固有の需要に応える単一IPシリーズなどの展開も検討されている。
▼楽天グループとのシナジーで挑む配信ビジネスの未来
今回の世界規模での事業拡大は、同社の成長シナリオにおける第一歩にすぎない。映像ビジネスの枠組みを超えた、新たな挑戦が始まろうとしている。
デュフールCEOは「今回の事業拡大は、私たちがRakuten TV エンタープライズで達成できることの、ほんの始まりにすぎません」と力強く展望を明かした。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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