山下智久、主演映画「SEE HEAR LOVE」に自信「深くて情熱的な作品」

スポンサーリンク

俳優で歌手の山下智久が主演するAmazonプライムビデオの映画「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」の配信直前イベントが5日、都内で行われた。山下は共演の新木優子、山本舞香、山口紗弥加らと上映前に舞台挨拶。「スタッフ、キャストと力を合わせ、心を込めて作った、深くて情熱的な作品。僕たちの魂を受け取って」と自信たっぷりアピールした。

漫画アプリ「ピッコマ」で連載された人気ウェブ漫画「見えなくても聞こえなくても愛してる」が原作。視力を失う病に侵された漫画家と、生まれながらに聴覚に障がいのある女性の切ないラブストーリー。2004年の韓国映画「私の頭の中の消しゴム」などで知られるイ・ジェハン監督がメガホンをとり、日韓混成チームによって製作された。

山下は、「見えるところから見えないところへいく、絶望の表現が大事だと思った。技術的にはどうすれば説得力が生まれるかを意識しました。障がい者の方にインタビューしたり、家で目隠しをして数時間過ごすこともあった」と役づくりを説明。主題歌「I See You」も自ら担当し、「プレッシャーも凄かったが非常に光栄なこと。韓国のプロデューサーが作品の遺伝子を受け継いだような楽曲を作ってくださり、とてもうれしく思う」と感慨深げに話した。

一方、ヒロインの新木は初挑戦の手話について「しっかり身に付いて言葉として使っているように見せなければいけない。一つ一つのニュアンスを細かいところまで先生に指導してもらい、やりがいもあったし達成感もあった」と強調。さらに、ピアノを演奏するシーンもあり「半年くらい毎日2時間練習して、なんとか披露できるまでになった。そこは見どころなので注目してほしい」と笑顔で話した。

イ監督は、「韓国と日本のスタッフのバランスの取れ、しっかり団結することができた。山下さんは指の先まで細やかな演技をしている。日本の俳優さんのプロフェッショナリズム、芸術性に感嘆した」と絶賛。山下も、「言葉の壁を超えて、いいものを作りたいという結束が生まれていた。日々学びのある現場でした」と満足げに振り返った。

「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」は、6月9日から配信される。

 取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元

スポンサーリンク

Similar Posts