米「Paramount+」が12月1日より日本でサービス開始 WOWOW、J:COMのオンデマンドで視聴可能
20日、米ストリーミングサービス「Paramount+」が12月1日に日本に上陸することが明らかになった。同サービスは、J:COMとWOWOWのオンデマンドサービスで追加料金なしで視聴可能となる。
東アジアでは、昨年の韓国に次いで2か国目の展開。また、オーストラリアに加え、イタリア、イギリス、ドイツ、フランスなどヨーロッパ諸国でも提供されている。
J:COMとWOWOWの登録者は、『タルサ・キング』、『Mayor of Kingstown(原題)』、『Star Trek : Strange New Worlds(原題)』といったParamount+オリジナル作品が視聴できる。その他、パラマウント配給の『ミッション:インポッシブル』、『バンブルビー』、『G.I.ジョー』などの映画作品や、CBS制作ドラマ『CSI』、『NCIS』、ニコロデオンのアニメシリーズ、Showtime制作ドラマ『デクスター』、「MTV ビデオ・ミュージック・アワード・ジャパン」を含むMTVの番組も提供予定。
Paramount+インターナショナルのマルコ・ノビリ氏は「Paramount+の日本展開で、世界中の主要マーケットにいるファンの方々に人気映画・ドラマを大量にお届けすることになります。我々のストリーミング・ビジネスの将来にとって重要なステップです」と伝えた。
今回の契約は、ParamountグローバルとJ:COM、WOWOWが結ぶパートナーシップの延長線上にある。J:COMの代表取締役社長・岩木陽一氏は以下のように述べた。「日本の人々にパラマウントの多様なコンテンツをお届けすることを嬉しく思います。特に、ドラマ『NCIS』や『CSI』は我々のカスタマーから高く評価されています。Paramount+のオリジナル作品をはじめとする魅力的なコンテンツをお届けしていく予定です」
また、WOWOWの代表取締役 社長執行役員・田中晃氏は「今回のパートナーシップを通して、映画・海外ドラマなどParamount+の素晴らしいコンテンツを大量に提供することができます。将来的に両社とのさらなるコラボレーションを追求し、コンテンツを利用した新たな取り組みに繋げていきたい」とコメントした。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌