「ゴジラ-1.0」ワールドプレミア開催、神木隆之介、山崎貴監督らが自信深める

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日本映画としては7年ぶりとなるゴジラシリーズ最新作「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」のワールドプレミアが18日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。

ゴジラヘッドが見下ろす歌舞伎町のゴジラロードに敷かれたレッドカーペットは、今作のゴジラの全高と同じ50.1メートル。そこに主演の神木隆之介をはじめ浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督が顔をそろえた。

神木は、「立ち向かった相手に見守られながら、安心してここに立てている。ようやくお届けできると心に刻みながら歩きました」と感慨深げ。自身も完成した作品で初めてゴジラと“対面”したが、予告編のキャッチコピー「見よ これが 絶望だ」にちなみ「絶望は目に見えないものですが、唯一目に見えるのがゴジラ。迫力があって、VFXなどもこだわり抜いた作品。楽しんでいただけると思う」と自信を見せた。

浜辺は、「周りにも本当にファンが多くて、携われたのは光栄で凄く幸せ。ワクワクした気持ちです」と笑顔。山田は、「来年が70周年なので、大先輩で大ベテランのおかげで僕らはここに立てているんですよね。ゴジラが本当に存在するんじゃないかと、体感する映画になっています」と力強く語った。

2007年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」でゴジラを登場させ、西武園ゆうえんちのアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」の総監督を務め、念願の本編を完成させた山崎監督は「机に向かってパソコンで作業し、海でひどい目に遭い、焼け野原ではすすだらけで撮影した作品をようやくお見せできる」としみじみ語る。14年「GODZILLA ゴジラ」を手掛け、「ザ・クリエイター/創造者」のキャンペーンで来日中のギャレス・エドワーズ監督も観賞し「凄く褒めてくれたので、かなり自信を持てるようになりました」と手応え十分の様子だった。

ゴジラの70周年記念作品で、日本映画として30本目の節目となる作品。終戦直後に現れたゴジラが、疲弊した日本をさらなる恐怖のどん底へと叩き落す。1954年に第1作が封切られたのと同じ11月3日に全国で公開。全米でも12月1日に1000館規模で公開されることが決まっている。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元

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