米SAG賞:『オッペンハイマー』と『バービー』が最多4部門でノミネート
全米映画俳優組合賞(SAG賞)のノミネートが発表され、映画『オッペンハイマー』と『バービー』が最多4部門で候補入りした。
最高賞のキャスト賞には上記2作品のほか、『American Fiction』、『カラーパープル』、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』がノミネートされた。
『オッペンハイマー』からは、キリアン・マーフィ(主演男優賞)、ロバート・ダウニー・Jr.(助演男優賞)、エミリー・ブラント(助演女優賞)の3人が候補入りを果たした。
『バービー』は、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演男優賞(ライアン・ゴズリング)、そしてスタント賞にもノミネートされた。
一方、テレビ部門(ドラマ)では『メディア王~華麗なる一族~』が最多5部門でノミネート。出演者のブライアン・コックス、キーラン・カルキン、マシュー・マクファディンが主演男優賞、さらにサラ・スヌークが主演女優賞候補に選出された。
また、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』と『一流シェフのファミリーレストラン』がテレビ部門(コメディ)の4部門で候補入りした。
第30回SAG賞は2月24日(現地時間)に開催。授賞式の模様は、Netflixでライブ配信される。
ノミネートは以下の通り
【映画部門】
主演男優賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
キリアン・マーフィ『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『American Fiction』
主演女優賞
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
マーゴット・ロビー『バービー』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』
助演男優賞
スターリング・K・ブラウン『American Fiction』
ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
助演女優賞
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
ペネロペ・クルス『Ferrari』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』
キャスト賞
『American Fiction』
『バービー』
『カラーパープル』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
【テレビ部門】
男優賞(リミテッドシリーズ)
マット・ボマー『Fellow Travelers』
ジョン・ハム『FARGO/ファーゴ』
デヴィッド・オイェロウォ『Lawmen: Bass Reeves』
トニー・シャルーブ『Mr. Monk’s Last Case: A Monk Movie』
スティーヴン・ユァン『BEEF/ビーフ』
女優賞(リミテッドシリーズ)
ウゾ・アドゥーバ『ペインキラー』
キャサリン・ハーン『ちょっとステキな物語』
ブリー・ラーソン『レッスン in ケミストリー』
ベル・パウリー『正義の異邦人:ミープとアンネの日記』
アリ・ウォン『BEEF/ビーフ』
男優賞(ドラマ)
ブライアン・コックス『メディア王~華麗なる一族~』
ビリー・クラダップ『ザ・モーニングショー』
キーラン・カルキン『メディア王~華麗なる一族~』
マシュー・マクファディン『メディア王~華麗なる一族~』
ペドロ・パスカル『THE LAST OF US』
女優賞(ドラマ)
ジェニファー・アニストン『ザ・モーニングショー』
エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン』
ベラ・ラムジー『THE LAST OF US』
ケリー・ラッセル『ザ・ディプロマット』
サラ・スヌーク『メディア王~華麗なる一族~』
男優賞(コメディ)
ブレット・ゴールドスタイン『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ビル・ヘイダー『バリー』
エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』
ジェイソン・サダイキス『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
女優賞(コメディ)
アレックス・ボースタイン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
レイチェル・ブロズナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
キンタ・ブランソン『アボット エレメンタリー』
アヨ・エデビリ『一流シェフのファミリーレストラン』
ハンナ・ワディンガム『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
アンサンブルキャスト賞(ドラマ)
『ザ・クラウン』
『ギルデッド・エイジ -ニューヨーク黄金時代-』
『THE LAST OF US』
『ザ・モーニングショー』
『メディア王~華麗なる一族~』
アンサンブルキャスト賞(コメディ)
『アボット エレメンタリー』
『バリー』
『一流シェフのファミリーレストラン』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
【スタント部門】
スタント賞(映画)
『バービー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
スタント賞(テレビ)
『スター・ウォーズ:アソーカ』
『バリー』
『BEEF/ビーフ』
『THE LAST OF US』
『マンダロリアン』
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌