エミー賞: 最多ノミネートの『メディア王』、作品賞ほか主要部門を総なめ
現地時間15日、第75回エミー賞が開催され、『メディア王~華麗なる一族~』がドラマシリーズ部門で作品賞を受賞した。
さらに、『一流シェフのファミリーレストラン』がコメディシリーズ部門、『BEEF/ビーフ』がリミテッド/アンソロジーシリーズ部門で、それぞれ作品賞に輝いた。
また、ドラマシリーズ部門の『メディア王~華麗なる一族~』からは、サラ・スヌーク(主演女優賞)、キーラン・カルキン(主演男優賞)、マシュー・マクファディン(助演男優賞)の3人が受賞を果たした。
一方で、コメディシリーズ部門の『一流シェフのファミリーレストラン』も、主演男優賞のジェレミー・アレン・ホワイト、助演女優賞のアヨ・エデビリ、助演男優賞のエボン・モス=バクラックの3人の受賞者を輩出した。
その他、リミテッド/アンソロジーシリーズ部門では、『BEEF/ビーフ』のアリ・ウォンとスティーヴン・ユァンが主演女優賞&男優賞を手にした。
主な受賞結果(★太字で示す。)
【ドラマシリーズ部門】
作品賞
★『メディア王~華麗なる一族~』
『ベター・コール・ソウル』
『THE LAST OF US』
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
『ザ・クラウン』
『キャシアン・アンドー』
『イエロージャケッツ』
主演男優賞
ジェフ・ブリッジス『ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤』
ブライアン・コックス『メディア王~華麗なる一族~』
★キーラン・カルキン『メディア王~華麗なる一族~』
ボブ・オデンカーク『ベター・コール・ソウル』
ペドロ・パスカル『THE LAST OF US』
ジェレミー・ストロング『メディア王~華麗なる一族~』
主演女優賞
シャロン・ホーガン『バッド・シスターズ』
メラニー・リンスキー『イエロージャケッツ』
エリザベス・モス『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
ベラ・ラムジー『THE LAST OF US』
ケリー・ラッセル『ザ・ディプロマット』
★サラ・スヌーク『メディア王~華麗なる一族~』
助演男優賞
F・マーレイ・エイブラハム『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
ニコラス・ブラウン『メディア王~華麗なる一族~』
マイケル・インペリオリ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
テオ・ジェームズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
★マシュー・マクファディン『メディア王~華麗なる一族~』
アラン・ラック『メディア王~華麗なる一族~』
ウィル・シャープ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
アレキサンダー・スカルスガルド『メディア王~華麗なる一族~』
助演女優賞
★ジェニファー・クーリッジ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
エリザベス・デビッキ『ザ・クラウン』
メーガン・フェイヒー『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
サブリナ・インパッチャトーレ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
オーブリー・プラザ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
レイ・シーホーン『ベター・コール・ソウル』
J・スミス=キャメロン『メディア王~華麗なる一族~』
シモーナ・タバスコ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』
【コメディシリーズ部門】
作品賞
『アボット エレメンタリー』
『バリー』
★『一流シェフのファミリーレストラン』
『ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~』
『マーベラス・ミセス・メイゼル』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
『ウェンズデー』
主演女優賞
クリスティーナ・アップルゲイト『デッド・トゥ・ミー~さようならの裏に~』
レイチェル・ブロズナハン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
★キンタ・ブランソン『アボット エレメンタリー』
ナターシャ・リオン『Poker Face』
ジェナ・オルテガ『ウェンズデー』
主演男優賞
ビル・ヘイダー『バリー』
マーティン・ショート『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェイソン・シーゲル『シュリンキング 悩めるセラピスト』
ジェイソン・サダイキス『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
★ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
助演男優賞
アンソニー・キャリガン『バリー』
フィル・ダンスター『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ブレット・ゴールドスタイン『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ジェームズ・マースデン『ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~』
★エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ『アボット エレメンタリー』
ヘンリー・ウィンクラー『バリー』
助演女優賞
アレックス・ボースタイン『マーベラス・ミセス・メイゼル』
★アヨ・エデビリ『一流シェフのファミリーレストラン』
ジャネル・ジェームズ『アボット エレメンタリー』
シェリル・リー・ラルフ『アボット エレメンタリー』
ジュノー・テンプル『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ハンナ・ワディンガム『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』
ジェシカ・ウィリアムズ『シュリンキング 悩めるセラピスト』
【リミテッド/アンソロジーシリーズ部門】
作品賞
★『BEEF/ビーフ』
『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』
『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』
『バツイチ男の大ピンチ!』
『オビ=ワン・ケノービ』
主演女優賞
リジー・キャプラン『バツイチ男の大ピンチ!』
ジェシカ・チャステイン『George & Tammy』
ドミニク・フィッシュバック『キラー・ビー』
キャスリン・ハーン『ちょっとステキな物語』
ライリー・キーオ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』
★アリ・ウォン『BEEF/ビーフ』
主演男優賞
タロン・エジャトン『ブラック・バード』
クメイル・ナンジアニ『チッペンデールズへようこそ!』
エヴァン・ピーターズ『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』
ダニエル・ラドクリフ『Weird: The Al Yankovic Story』
マイケル・シャノン『George & Tammy』
★スティーヴン・ユァン『BEEF/ビーフ 』
助演男優賞
マーレイ・バートレット『チッペンデールズへようこそ!』
★ポール・ウォルター・ハウザー『ブラック・バード』
リチャード・ジェンキンス『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』
ジョセフ・リー『BEEF/ビーフ』
レイ・リオッタ『ブラック・バード』
ヤング・マジノ『BEEF/ビーフ』
ジェシー・プレモンス『ラブ&デス』
助演女優賞
アナリー・アシュフォード『チッペンデールズへようこそ!』
マリア・ベロ『BEEF/ビーフ』
クレア・デインズ『バツイチ男の大ピンチ!』
ジュリエット・ルイス『チッペンデールズへようこそ!』
カミラ・モローネ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』
★ニーシー・ナッシュ=ベッツ『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』
メリット・ウェヴァー『ちょっとステキな物語』
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌