『ザ・バットマン』ポール・ダノ、“スーパーヒーロー疲れ”に言及「質より量が優先」
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映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のポール・ダノが、近年の映画業界の傾向としてみられる“スーパーヒーロー疲れ”について、持論を展開した。
英『インデペンデント』のインタビューに登場したダノは、最近マーベルやDC映画の不振が続いている要因は、「質よりも量が優先されているから」だと感じているいう。
「現在は、みんなが『で、今度は何?』と感じてしまうような面白い時だと思います。これからは、(コミック映画化作品に)新しい命を吹き込むか、またはスーパーヒーローではない何かが花開くといいですね。良い作品は今後も出ると思いますが、今は歓迎すべき節目でもある気がします」
「“コンテンツ”という言葉が作品制作に介入すると、“質より量”が優先されてしまいます。それは大きな間違いで、いち視聴者・アーティストとしても、そんなことは望みません」
2022年には、マット・リーヴス監督『ザ・バットマン』にリドラー役で出演したダノ。一方で、最初は本作のジャンルに興味を引かれなかったと明かした。
「どうなるか予想がつくような、コミックの映画化作品は沢山あります。でも、『ザ・バットマン』の脚本を読んで、これは本物の映画だと悟りました。すべてのセリフが、“まさにマット・リーヴス”という感じでした」
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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